2011年4月30日土曜日

映像:子どもを襲う放射能の不安~学童疎開は必要か

<OurPlanetTV>
http://www.ourplanet-tv.org
4月29日(金)23時15分配信

「子どもを襲う放射能の不安~学童疎開は必要か」



Our Planet TVより転載
文部科学省は4月19日、福島県内の子ども被ばく許容量を年間20ミリシーベルトに引き上げた。これまで、一般の人の被ばく許容量は1ミリシーベ ルト。放射線管理区域の5ミリシーベルトを大きく上回る数字だ。そして、市民による調査で、赤ちゃんに飲ませる母乳からも放射性物質が検出されている。
福島市や郡山市といった大きな町で、今、チェルノブイリの退避地域よりも高いレベルの放射能汚染が広がっている。子どもたちを被ばくから守ろうと取り組むお二人をゲストに迎え、原発事故の影響を考える。

<ゲスト>
大賀あや子さん(ハイロアクション/母乳調査・母子支援ネットワーク)
阪上武さん(フクロウの会:福島老朽原発を考える会)

子どもたちを放射能から守るための今後の動き
<署名>
子どもの「年20ミリシーベルト」に抗議し撤回を要求する署名(4月30日締め切り)
https://spreadsheets1.google.com/spreadsheet/viewform?hl=en&hl=en&formkey=dFViLWlJSXVRSEw0NjNRWE1DQVk3MUE6MQ#gid=0

同署名はこちらでも(詳しい内容があります)→http://e-shift.org/?p=166




また、本ブログで紹介した

子供の年間放射線量20mに抗議

に関連して、資料を追加します。


小中学校などの屋外活動を制限する限界放射線量を年間20ミリシーベルトに決めたことに「容認すれば学者生命は終わり。自分の子どもをそういう目 に遭わせたくない」と異論を唱え、抗議の辞任をした内閣官房参与の小佐古敏荘氏(原子力専門家)の記者会見の全文がNHKのブログで見られます→ http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/80519.html

上記リンクより転載します。

2011年04月29日 (金)

官房参与が辞任・記者会見資料を全文掲載します

東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応に当たるために、先月、内閣官房参与に任命された、原子力の専門家で東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏 が、記者会見し、「政府の対策は法にのっとっておらず、場当たり的だ」として、内閣官房参与を辞任することを明らかにしました。
記者会見で辞任の理由について説明した資料を全文掲載します。
*文中の下線は、原文のままです。
*もとの資料に誤字と思われる箇所が2か所あったので、小佐古氏に確認の上、訂正しました。(4月30日午前10時20分)
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平成23年4月29日
内閣官房参与の辞任にあたって
(辞意表明)
内閣官房参与
小佐古敏荘

 平成23年3月16日、私、小佐古敏荘は内閣官房参与に任ぜられ、原子力災 害の収束に向けての活動を当日から開始いたしました。そして災害後、一ヶ月半以上が経過し、事態収束に向けての各種対策が講じられておりますので、4月 30日付けで参与としての活動も一段落させて頂きたいと考え、本日、総理へ退任の報告を行ってきたところです。
なお、この間の内閣官房参与としての活動は、報告書「福島第一発電所事故に対する対策について」にまとめました。これらは総理他、関係の皆様方にお届け致しました。

 私の任務は「総理に情報提供や助言」を行うことでありました。政府の行って いる活動と重複することを避けるため、原子力災害対策本部、原子力安全委員会、原子力安全・保安院、文部科学省他の活動を逐次レビューし、それらの活動の 足りざる部分、不適当と考えられる部分があれば、それに対して情報を提供し、さらに提言という形で助言を行って参りました。
特に、原子力災害対策は「原子力プラントに係わる部分」、「環境、放射線、住民に係わる部分」に分かれますので、私、小佐古は、主として「環境、放射線、住民に係わる部分」といった『放射線防護』を中心とした部分を中心にカバーして参りました。
ただ、プラントの状況と環境・住民への影響は相互に関連しあっておりますので、原子炉システム工学および原子力安全工学の専門家とも連携しながら活動を続けて参りました。
さらに、全体は官邸の判断、政治家の判断とも関連するので、福山哲郎内閣官房副長官、細野豪志総理補佐官、総理から直命を受けている空本誠喜衆議院議員とも連携して参りました。

 この間、特に対応が急を要する問題が多くあり、またプラント収束および環境 影響・住民広報についての必要な対策が十分には講じられていなかったことから、3月16日、原子力災害対策本部および対策統合本部の支援のための「助言 チーム(座長:空本誠喜衆議院議員)」を立ち上げていただきました。まとめた「提言」は、逐次迅速に、官邸および対策本部に提出しました。それらの一部は 現実の対策として実現されました。
ただ、まだ対策が講じられていない提言もあります。とりわけ、次に述べる、「法と正義に則り行われるべきこ と」、「国際常識とヒューマニズムに則りやっていただくべきこと」の点では考えていることがいくつもあります。今後、政府の対策の内のいくつかのものにつ いては、迅速な見直しおよび正しい対策の実施がなされるよう望むところです。


1.原子力災害の対策は「法と正義」に則ってやっていただきたい
 この1ヶ月半、様々な「提言」をしてまいりましたが、その中でも、とりわけ 思いますのは、「原子力災害対策も他の災害対策と同様に、原子力災害対策に関連する法律や原子力防災指針、原子力防災マニュアルにその手順、対策が定めら れており、それに則って進めるのが基本だ」ということです。
 しかしながら、今回の原子力災害に対して、官邸および行政機関は、そのことを軽視して、その場かぎりで「臨機応変な対応」を行い、事態収束を遅らせているように見えます。

とりわけ原子力安全委員会は、原子力災害対策において、技術的な指導・助言の中核をなすべき組織ですが、法に基づく手順遂行、放射線防護の基本に基づく判 断に随分欠けた所があるように見受けました。例えば、住民の放射線被ばく線量(既に被ばくしたもの、これから被曝すると予測されるもの)は、緊急時迅速放 射能予測ネットワークシステム(SPEEDI)によりなされるべきものでありますが、それが法令等に定められている手順どおりに運用されていない。法令、 指針等には放射能放出の線源項の決定が困難であることを前提にした定めがあるが、この手順はとられず、その計算結果は使用できる環境下にありながらきちん と活用されなかった。また、公衆の被ばくの状況もSPEEDIにより迅速に評価できるようになっているが、その結果も迅速に公表されていない。

  初期のプリュームのサブマージョンに基づく甲状腺の被ばくによる等価線量、とりわけ小児の甲状腺の等価線量については、その数値を20、30km圏の近傍 のみならず、福島県全域、茨城県、栃木県、群馬県、他の関東、東北の全域にわたって、隠さず迅速に公開すべきである。さらに、文部科学省所管の日本原子力 研究開発機構によるWSPEEDIシステム(数10kmから数1000kmの広域をカバーできるシステム)のデータを隠さず開示し、福島県、茨城県、栃木 県、群馬県のみならず、関東、東北全域の、公衆の甲状腺等価線量、並びに実効線量を隠さず国民に開示すべきである。
 また、文部科学省においても、放射線規制室および放射線審議会における判断 と指示には法手順を軽視しているのではと思わせるものがあります。例えば、放射線業務従事者の緊急時被ばくの「限度」ですが、この件は既に放射線審議会で 国際放射線防護委員会(ICRP)2007年勧告の国内法令取り入れの議論が、数年間にわたり行われ、審議終了事項として本年1月末に「放射線審議会基本 部会中間報告書」として取りまとめられ、500mSvあるいは1Svとすることが勧告されています。法の手順としては、この件につき見解を求められれば、 そう答えるべきであるが、立地指針等にしか現れない40-50年前の考え方に基づく、250mSvの数値使用が妥当かとの経済産業大臣、文部科学大臣等の 諮問に対する放射線審議会の答申として、「それで妥当」としている。ところが、福島現地での厳しい状況を反映して、今になり500mSvを限度へとの、再 引き上げの議論も始まっている状況である。まさに「モグラたたき」的、場当たり的な政策決定のプロセスで官邸と行政機関がとっているように見える。放射線 審議会での決定事項をふまえないこの行政上の手続き無視は、根本からただす必要があります。500mSvより低いからいい等の理由から極めて短時間にメー ルで審議、強引にものを決めるやり方には大きな疑問を感じます。重ねて、この種の何年も議論になった重要事項をその決定事項とは違う趣旨で、「妥当」と判 断するのもおかしいと思います。放射線審議会での決定事項をまったく無視したこの決定方法は、誰がそのような方法をとりそのように決定したのかを含めて、明らかにされるべきでありましょう。この点、強く進言いたします。

2.「国際常識とヒューマニズム」に則ってやっていただきたい
 緊急時には様々な特例を設けざるを得ないし、そうすることができるわけですが、それにも国際的な常識があります。それを行政側の都合だけで国際的にも非常識な数値で強引に決めていくのはよろしくないし、そのような決定は国際的にも非難されることになります。
 今回、福島県の小学校等の校庭利用の線量基準が年間20mSvの被曝を基礎 として導出、誘導され、毎時3.8μSvと決定され、文部科学省から通達が出されている。これらの学校では、通常の授業を行おうとしているわけで、その状 態は、通常の放射線防護基準に近いもの(年間1mSv,特殊な例でも年間5mSv)で運用すべきで、警戒期ではあるにしても、緊急時(2,3日あるいはせ いぜい1,2週間くらい)に運用すべき数値をこの時期に使用するのは、全くの間違いであります。警戒期であることを周知の上、特別な措置をとれば、数カ月 間は最大、年間10mSvの使用も不可能ではないが、通常は避けるべきと考えます。年間20mSv近い被ばくをする人は、約8万4千人の原子力発電所の放 射線業務従事者でも、極めて少ないのです。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは、学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け 入れがたいものです。年間10mSvの数値も、ウラン鉱山の残土処分場の中の覆土上でも中々見ることのできない数値で(せいぜい年間数mSvです)、この 数値の使用は慎重であるべきであります。
 小学校等の校庭の利用基準に対して、この年間20mSvの数値の使用には強く抗議するとともに、再度の見直しを求めます。
 また、今回の福島の原子力災害に関して国際原子力機関(IAEA)の調査団 が訪日し、4回の調査報告会等が行われているが、そのまとめの報告会開催の情報は、外務省から官邸に連絡が入っていなかった。まさにこれは、国際関係軽 視、IAEA軽視ではなかったかと思います。また核物質計量管理、核査察や核物質防護の観点からもIAEAと今回の事故に際して早期から、連携強化を図る 必要があるが、これについて、その時点では官邸および行政機関は気付いておらず、原子力外交の機能不全ともいえる。国際常識ある原子力安全行政の復活を強 く求めるものである。
以上

子供の年間放射線量20mに抗議

4月19日、文部科学省が、学校等の校舎・校庭等の利用判断における放射線量の目安として、年20ミリシーベルトという基準を設けたことに関し、続報です。

震災後内閣官房参与に任命された放射線安全学の教授が、4/29辞任しました。 年間20ミリシーベルトに決めたことに「容認すれば学者生命は終わり。自分の子どもをそういう目に遭わせたくない」と異論を唱えての辞任です。

毎日jp http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110430k0000m010073000c.html

より抜粋(傍線筆者):

福島第1原発:内閣官房参与、抗議の辞任

東日本大震災発生後の3月16日に内閣官房参与に任命された小佐古敏荘・東京大教授(放射線安全学)が29日、菅直人首相あての辞表を首相官邸に 出した。小佐古氏は国会内で記者会見し、東京電力福島第1原発事故の政府対応を「場当たり的」と批判。特に小中学校などの屋外活動を制限する限界放射線量 を年間20ミリシーベルトに決めたことに「容認すれば学者生命は終わり。自分の子どもをそういう目に遭わせたくない」と異論を唱えた。
小佐古氏は、政府の原子力防災指針で「緊急事態の発生直後から速やかに開始されるべきもの」とされた「緊急時迅速放射能影響予測システム (SPEEDI)」による影響予測がすぐに運用・公表されなかったことなどを指摘。「法律を軽視してその場限りの対応を行い、事態収束を遅らせている」と 批判した。
 小佐古氏はまた、学校の放射線基準を年間1ミリシーベルトとするよう主張したのに採用されなかったことを明かし、「年間20ミリシーベルト近い被ばくをする人は放射線業務従事者でも極めて少ない。この数値を小学生らに求めることは、私のヒューマニズムからしても受け入れがたい」と述べた。【吉永康朗】


ぜひ政府には、子どもに「年20ミリシーベルト」を強要するような、非人道的な決定を撤回してほしいと思います。

先日、本ブログで紹介した

子どもに「年20ミリシーベルト」の撤回を要求する緊急署名ですが、署名期限延長を決定し、一時締め切りは本日、4月30日(土)になりました。



26日の段階で33,000件の署名が集まっているとのことです。

賛同する方はぜひ署名を。
こちらから署名できます↓
http://e-shift.org/?p=166

何もしない=「子供に年20ミリに賛成」ということになってしまいます。

2011年4月23日土曜日

子どもに「年20ミリシーベルト」の撤回を要求する緊急署名

新聞やニュースで4月19日、文部科学省が、学校等の校舎・校庭等の利用判断における放射線量の目安として、年20ミリシーベルトという基準を、福島県教育委員会や関係機関に通知したことは聞いたと思います。

この年20ミリシーベルトは、屋外で3.8マイクロシーベルト/時に相当すると政府は示しています。3.8マイクロシーベルト/時は、労働基準法 で18歳未満の作業を禁止している「放射線管理区域」(0.6マイクロシーベルト/時以上)の約6倍に相当する線量を子どもに強要することになります。

非常事態とはいえ、自ら住む場所を選べない子供にこれを強要するのはあんまりではないかと思います。

【ご協力ください】緊急声明と要請:子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求

一次締め切り:4月25日(月)

下記に署名フォームがあります。
http://e-shift.org/?p=166

以上、『eシフト』(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)HP
http://e-shift.org/ を参考にし、まとめました。


『eシフト』(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)とは:
2011年3月11日の福島第一原発事故を契機に、脱原発と自然エネルギーを中心とした持続可能なエネルギー政策を実現させることを決意した、団体・個人の集まりです。
1 「事故被害の最小化」と「責任所在の明確化」
2 「脱原発と持続可能なエネルギー政策に向けた政策提言づくり」と「その実現」
3 「市民への有益な情報発信」と「社会的ムーブメントの巻き起こし」
の3つの分野で活動を展開しています。
さまざまな団体の立場の違いを乗り越え、お互いの長所を活かしながら、本当に豊かで安心できる持続可能な社会を作るための大きなうねりとなっていく ことを目指しています。そのため、固定的な組織体ではなく、緩やかなネットワークによる活動母体として機能していきたいと思っています。
なお、現在までに開かれた3回の会合(準備会合含む)では、現在までに下記の団体・個人が参加しています。

(参加団体・個人)

国際環境NGO FoE Japan
環境エネルギー政策研究所(ISEP)
原子力資料情報室(CNIC)
フクロウの会(福島老朽原発を考える会)
大地を守る会
NPO法人日本針路研究所
日本環境法律家連盟(JELF)
「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
インドネシア民主化支援ネットワーク
石出佳子(平和フォーラム)
飯沼佐代子(地球・人間環境フォーラム)
環境市民
特定非営利活動法人APLA
三上雄己(abovo)
星川淳(一般社団法人act beyond trust)
鮎川ゆりか(一般社団法人Office Ecologist代表)
原発廃炉で未来をひらこう会
気候ネットワーク
澤田慎一郎(全国労働安全衛生センター連絡会議)
安藤多恵子(市民エネルギー研究所)
高木仁三郎市民科学基金
きくちゆみ
山浦康明(日本消費者連盟)
原水爆禁止日本国民会議(原水禁)
水源開発問題全国連絡会(水源連)
林良樹 (鴨川自然王国)
田中正治(ネットワーク農縁)
http://e-shift.org/?page_id=19より抜粋

小冊子PDF:天災は止められへん。けど、原発は止められる

「原発の問題は複雑で、よくわからない」「学者の論文は難しくて読めない」という人にお勧め。

大阪のおばちゃん二人が、井戸端会議で原発問題の話をしたら、こんなんできました。

ぜひダウンロードして読んでみてください。

以下、原発もうムリ!4.17鴨川・大風呂敷HPより
http://genpatsumoumuri.seesaa.net/article/196972291.html

関電の原発を止める会(大風呂敷)・有志による小冊子:「天災は止められへん。けど、原発は止められる」(2011年4月17日発行)PDF版
ができました。ここからダウンロードできます。複製大歓迎! 
http://stop-genpatsu.up.seesaa.net/image/stop-g.pdf

身近な人、特に、ネット環境のない人にどんどん拡散をお願いします。

2011年4月22日金曜日

ラジオ:4/21放射線医学専門医に子ども・妊婦の内部被ばくについて聞く

厚生労働省の 妊娠中の女性や育児中の母親向けに放射線への心配に答えるパンフレット

日本産婦人科学会の大気や飲食物の軽度放射性物質汚染について心配しておられる妊娠・授乳 中女性へのご案内 (続報)

が話題になっています。

ともに今のところは、多少の被ばくは心配しなくても大丈夫という見解ですが、医師の中には違う見解を持っている人もいます。

こちらのポッドキャストで録音が聞けます↓
http://797podcast2.seesaa.net/article/196979428.html


以下が番組の詳細です。
環境市民HPより抜粋
http://www.kankyoshimin.org/modules/blog/index.php?content_id=66

長期化する福島原発事故。放出され続ける放射性物質に対し政府からさまざまな基準がだされていますが、本当に大丈夫なのでしょうか。

文部科学省は、国際放射線防護委員会(ICRP)の声明に基づいて、
1~20mSv/年(mSvはミリシーベルト、年間)を学校の校舎・校庭等の暫定的な目安としました。
厚労省は、妊娠中の女性や育児中の母親を対象としたパンフレットを作成しており、この中で「万が一、規制値を上回った食べものをロにしてしまったからといって、健康への~.が出ることはありません」と述べており、多くの市民団体、個人から抗議の声があがっていす。

改めて放射線医学・呼吸器病学がご専門の岐阜環境医学研究所所長松井英介先生に、こうした情報をどう理解すればよいのかをうかがいます。

(参考)
松井先生はドイツ放射線防護委員会がだした、「日本における放射線リスク最小化のための提言」の翻訳責任も担っておられます。

【時間】
Ustreamライブ 4月21日(木)午後8:00~8:30 データはこちら
ラジオ放送(周波数:79.7Mhz) 4月22日(金)午後8:30~9:00
【出演】岐阜環境医学研究所所長 松井英介先生
(ご専門:放射線医学・呼吸器病学)
【パーソナリティー】下村委津子(本会理事、フリーランスアナウンサー、ecoパーソナリティー)

2011年4月21日木曜日

映像:NHKのエネルギーシフトを取り上げた番組

4/29まで視聴できます。
http://video.google.com/videoplay?docid=1150978554333065687#


エネルギーシフトを考えるデータバンク・プロジェクト-スタッフブログ
http://staff.energy-shift.org/2011/03/647
より抜粋

◆NHKスペシャル 「エネルギーシフト~エネルギー革命がはじまった。ヨーロッパ市民の選択」(48分)
http://video.google.com/videoplay?docid=1150978554333065687#
前半にドイツ・シェーナウ村のエピソードが出てきます。チェルノブイリの原発事故をうけて
村を2分にする電力についての論争を起こした医師がいました。医師は自然エネルギーを増やし、電力消費を押さえなければと考えます。
電力会社に相談しましたが営利追求の電力会社には無視をされます。新聞に「みんなの力を結集し自分達の電力会社をつくろう」という広告を出し、運動を始め ます。電力会社の抵抗を受けながらも送電線を買い取りしながら 町に新しい電力会社をつくるか否かの投票をするにこぎつけます。環境・安全に配慮する人、 安定供給に不安を持つ人 様々な中、85%の投票率の中 僅差ではありましたが新会社設立に賛同するより多い民意を集めます。その後シェーナウ村では市民 による発電が成長していきます。その他、他国、他地域の市民出資風車のことなど紹介があります。
番組はヨーロッパの事例の紹介だけではなく、エネルギーに対する市民の意識、議論の必要性を問いかけていると思います。
【参考】
環境エネルギー政策研究所ホームページ  http://www.isep.or.jp/
自然エネルギーで平和を目指す「グローイングピース」 http://growing-peace.com/
自然エネルギー機材の販売など「しなやかな技術研究会」ブログ http://greenpost.way-nifty.com/
手作り太陽電池パネル、自然エネルギー学校など「ソーラーネット」 http://solar-net.jugem.jp/

2011年4月20日水曜日

映像:3000万人の反核署名の力

NHKの【そのとき歴史が動いた】

「3000万の署名、大国を揺るがす ~第五福竜丸が伝えた核の恐怖~」
(2009年放映、42分)
が見られます↓


ビキニ環礁での水爆実験で被ばくした第5福竜丸事件後、
日本で3000万人(当時の成人人口の半分)が核実験に反対する署名をしました。

この署名運動が、部分的核実験停止条約の成立に大きな役割を果たし、日本政府に乗組員の後遺症への「医療保護」を行わせるきっかけになりました。

これぞ署名の力!
名前を書くだけでも、数が多ければ、大きな力になるということ歴史が証明しています。

原爆マグロという言葉が広がり他の魚までもが売れなくなった当時の状況は、野菜や魚の汚染が始まり売れなくなっている現在と似ています。また高い放射能を含んだ雨が観測されたそうです。(youtube解説より抜粋)
ぜひぜひ見てください。

放射線医学総合研究所による被ばく関係の発表

独立行政法人 放射線医学総合研究所
放射線被ばくに関する基礎知識 第6報を発表しました。
http://www.nirs.go.jp/information/info.php?i14

以下の質問に対する回答が載っています。

1.4月11日に、政府が計画的避難地域というものを指定しましたが、基準になっている20ミリシーベルトの意味について教えてください。

2.計画的避難地域の一部など、福島第一原子力発電所から遠いにもかかわらず、近い地点より空間線量が高い場所が観察されていますが、なぜそのような事が起こるのでしょうか?

3.東京の空間線量は低下する傾向にありますが、一方で長く続いています。東京に住んでいる人の累積の放射線量(3月14日~4月11日の約1ヶ月間)は、およそ何ミリシーベルトですか?

4.神奈川、埼玉、千葉、群馬、茨城、栃木はどうでしょう? 通常に生活するのに問題は無いのでしょうか?

5.自分が生活する地域の累積の放射線量はどうやって把握したらよいでしょうか?


 

 

事態収束のロードマップ公表・東電本店会見の内容

4/17に東京電力が発表した福島第一原発事故収束案を発表し、会見を行いました。
 
NHKかぶんブログにおいて、当日の東電本店の会見の内容が見られます。
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/100/79059.html 
東電の発表資料とともに見ると、さらにわかりやすいです。
福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋 1(PDF 21.0KB)
福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋 2(PDF 196KB
当面の取組み(課題/目標/主な対策)のロードマップ(PDF 78.1KB)
発電所内における主な対策の概要図(PDF 97.7KB)

2011年4月18日月曜日

映像:原発は本当に安い?効率的?

4/11に行われた、原発を経済の視点から分析している立命館大国際関係学部教授
大島堅一氏のインタヴューは必見です。

原発が安くて効率的なエネルギーと言われてきましたが、本当にそうなのか? 専門家でないと、ぼんやりとしかわからないことを、確かな資料を元にわかりやすく解説しています。学者なので感情論ではなくあくまで冷静に事実を伝えようとしてくださっています。

原発がいかに膨大なコストがかかるのか、こればかりは否定しようがないことがわかります。

1時間強と長いですが、非常に勉強になります。

ぜひ資料を見ながら、講義を受けると思って、インタビューを聞いてください。

http://iwakamiyasumi.com/archives/8207

インタヴューで使われる資料(データなどが載っている)。
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2010/siryo48/siryo1-1.pdf
大島堅一教授の経歴

1967年、福井県生まれ。92年一橋大社会学部卒、97年同大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。経済学博士。高 崎経済大経済学部助教授、立命館大国際関係学部准教授を経て08年より現職。専門は環境経済学、環境・エネルギー政策論。近著に「再生可能エネルギーの政 治経済学」(東洋経済新報社)がある。

自衛のために9 木下黄太氏のブログ

原発取材のあり方に抗議し出社拒否しているらしい、日本テレビ報道局社会部統括デスク
木下黄太氏のブログを一つの情報源として紹介します。

内容については、各自判断してください。


http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927

最近の記事より気になったもの:

# 官邸のホームページをみて、驚きました

# 原子力発電に詳しいある知人の防御策

# 政府内部より、「福島第一原発から作業員が逃げはじめている」という情報

# レベル7を真剣に考えていない人々とどう向き合えばいいのか

# チェルノブイリ並みのレベル7という苦い現実を噛み締めて下さい。

福島原発から逃げてきた女性の証言

東日本大震災 福島第一原発元モニターからの証言 Reported by MIKE-T



2011年4月2日収録

浪江町で東電福島第一原発のモニター(アンケート回答、発電所の施設見学や意見交換会などに参加する)だった女性がモニター活動、浪江町がいかに原発で潤っていたか、事故当日から大阪に逃げて来るまでの苦労、避難所の様子、地震当日の東電社員の家族の行動(栃木までに逃げていた)、危機感のある人とない人のギャップ、現在の心情などを語っています。

1時間強と長いですが、一般的な報道には出てこない、ここでしか聞けない話もあります。

2011年4月17日日曜日

厚生労働省が示している放射性物質の「暫定基準値」(暫定規制値)って何なんでしょう?

元原発技術者菊地洋一さん中部電力靜岡支店で浜岡原発停止を訴える



菊池洋一さんは米国GE社の原発技術者として、東海・福島原発建設に従事した経歴の持ち主です。


youtubeに掲載されている説明文(転載):
元原発技術者の菊地洋一さんが中部電力靜岡支店への浜岡原発停止の署名を提出行動に参加してくださいました。
思わず、話し始めた菊地さん。その迫力にその場にいたものすべてが氷付くほどだった。
その原発を創ってしまった者の心からの叫びを傾聴していただきたい。
その言葉を受け止めた中部電力靜岡支店の幹部の方々は、どう感じたのだろう。
2011年4月15日




また、2008年10月10日発行の『地平線』43号に掲載された、菊池さんの論文はこちらで読めます
http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/04/former-reactor-engineer-kikuchi-yoichi.html

2011年4月16日土曜日

東日本つながり・ぬくもりプロジェクト

持続可能なエネルギー政策の実現を目的とする、政府や産業界から独立した第三者機関である
環境エネルギー政策研究所(ISEP)が被災地の避難所に

太陽光発電によるエネルギー支援
太陽熱温水器によるエネルギー支援
バイオマスによるエネルギー支援

を行うプロジェクトを開始し、寄付を募っています。


以下http://www.isep.or.jp/tunagari-project.htmlより抜粋。
2011年3月11日に発生した東日本大震災。20万人を超える方々が過酷な避難生活を余儀なくされています。多くの避難所では電気やガス のライフラインが断たれています。その復旧の見通しが立たないなか、自然エネルギーを活用した電気、お湯、お風呂を被災された方々にお届けするプロジェク トを開始しました。
皆さまのご寄付により、1か所でも多くの設置が実現するよう、どうかご協力のほどよろしくお願いいたします。
<設置予定場所>
被災地の避難所及び周辺地域への設置を予定しています。
現在、設置場所の調査を行っております。その結果をふまえて、設置場所を決定いたします。
 詳細はhttp://www.isep.or.jp/tunagari-project.htmlでご確認ください。

放射性物質に対する「社会的責任を果たすための医師団」(PSR)の見解

中村隆一氏のブログより

ノーベル平和賞の「社会的責任を果たすための医師団」が警告

http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-3413

という記事を転載したいと思います。

その前に中村隆一氏の経歴を紹介します。私は学生時代、中村さんも関係しているNGOナマケモノ倶楽部のイベントに行ったので、間接的にですが存じ上げています。
ウインドファーム代表。20代から有機農業、環境運動に取り組み、87年フェアトレード事業を開始。2000年ブラジル初のオーガニックカフェを開店。有 機農業とフェアトレードの普及でブラジル・マッシャード市から名誉市民章受章。六ヶ所あしたの森共同代表。スロービジネススクール校長。(氏のtwitterプロフィールより抜粋)
以下転載文


★米国科学アカデミーによれば、安全な放射能の線量というものはない。過去数十年にわたる研究から、放射線はどんなに少ない線量でも、個々人の発癌リスクを高めることがはっきりと示されている。
★日本で危機が続く中、人に発癌の危険が生じるのは最低100ミリシーベルト(mSv)被曝したときだという報道が様々なメディアでますます多くな されるようになっている。これまでの研究で確立された知見に照らしてみると、この主張は誤りであることがわかる。100 mSv の線量を受けたときの発癌リスクは100人に1人、10 mSv では1000人に1人、そして1 mSV でも1万人に1人である。

1985年にノーベル平和賞を受賞した「社会的責任を果たすための医師団」からの警告
2011年3月23日

ワシントンDC発2011年3月23日。「社会的責任を果たすための医師団」(PSR)は、福島第一原子力発電所事故が進行している中で、事故による放射能が日本の食品の中に発見されたという最近の報告に深い憂慮を表明する。確かに、すべての食品には、天然の線源や核実験に由来するものなど、放射性 核種が含まれているが、日本のほうれん草と牛乳で検出された、より多くの放射性物質は、人々の健康を危険に晒すものである。PSRは、どのくらいの放射線 被曝まで「安全」と考えられるかについて、メディアで誤った情報が流布している点にも注意を呼びかける。

米国科学アカデミーによれば、安全な放射能の線量というものはない。過去数十年にわたる研究から、放射線はどんなに少ない線量でも、個々人の発癌リスクを高めることがはっきりと示されている。

「社会的責任を果たすための医師団」で前代の会長を務めたジェフ・パターソン、オステオパシー医学博士は、「食品経由でも、水経由でも、どのような 線源からでも、放射線被曝に安全なレベルはありません。ピリオド」と言う。「ヨウ素131やセシウム137のような放射性核種に晒されると、発癌の発生数 が増加します。そのため、食品と水に含まれる放射性核種を最低限に抑えるようあらゆる努力を払う必要があります」。

「とりわけ、放射性核種を含んだ食料を摂取するのは危険です。放射性の微粒子を経口摂取したり吸入したりすると、粒子が放射能を保ち続け、その粒子 が体内に留まり続ける限り、身体に放射線を浴びせつづけることになります」。「社会的責任を果たすための医師団」理事で医学博士のアラン・H・ロックウッ ドはこう語った。「日本政府は、原発事故が起きる以前と比べてより多くの放射性物質を含んだ食品の販売を禁止し、影響地域の食品と水の幅広いモニタリングを続けるべきです。さらに、アメリカ食品医薬品局とアメリカ合衆国環境保護庁は、ここアメリカでの食品に含まれる放射性核種に関する既存の規制と基準を強 化すべきです」。

日本で危機が続く中、人に発癌の危険が生じるのは最低100ミリシーベルト(mSv)被曝したときだという報道が様々なメディアでますます多くなさ れるようになっている。これまでの研究で確立された知見に照らしてみると、この主張は誤りであることがわかる。100 mSv の線量を受けたときの発癌リスクは100人に1人、10 mSv では1000人に1人、そして1 mSV でも1万人に1人である。
ある食品の汚染レベルで個々人が癌になる危険は小さいとしても、数千人、数百万人の人々がそのレベルの放射線に晒されるならば、癌になる人が出てくる。

最近の報告からは、今回の福島原子力発電所事故では、セシウム137よりもヨウ素131が多く放出されたことが示唆されている。ヨウ素131は甲状 腺 —-子どもの場合は特にそれが著しい—-に蓄積する。セシウム137の半減期が30年強であるのに対して、ヨウ素131の半減期は8日強である。半減期は 短いが、ヨウ素131を摂取することは、とりわけ妊婦と子どもにとってたいへん危険であり、癌や甲状腺機能低下、精神遅滞、甲状腺障害などを引き起こす可 能性がある。

PSR理事から会長に選出されたアンドリュー・カンター博士は、「放射線の影響は子どもの方がはるかに大きく、癌になる可能性は大人よりはるかに高いのです」と語る。「ですから、子どもが放射能を含む食品や水を摂取することは特に危険です」。

すべての食品には、自然の放射線源によるものだけでなく、過去の地上核実験、チェルノブイリ事故によるもの、原子炉や兵器施設から放出されたものな どに由来する放射性物質が含まれている。福島原子力発電所事故により、食品に含まれる放射能にどのような影響が出るのか、その要因は複雑だ。原子炉が放出 する放射性核種、風向きに影響する天候の動向、放射性核種が沈殿する場所、土壌の性質(たとえば砂質の土壌よりも粘土質の土壌は核種を留める)、食品の性 質(ほうれん草のような葉物野菜は、外皮のある米のような作物よりも汚染されやすい、など)などが考えられる。しかしながら、食物連鎖の中で放射能は何倍 にも濃縮される可能性があり、摂取すればそれだけ癌をはじめとする病気の蓄積的危険は高まる。

「情報からは、福島の原子炉から放出された放射性物質の総量は、これまでのところ比較的少ないことが伺えます。そうだとすると、全人口に対する健康 上の影響はそれに応じて小さいでしょう」。「社会的責任を果たすための医師団」理事で医学博士のアイラ・ヘルファンドは言う。「そうだとしても、これだけの放射性物質を放出して『安全だ』というのは正しくありません。癌を発症し、それが原因で死亡する人も出てくるでしょう」。

情報源
福島第一原子力発電所原子炉からの放射能放出が健康にもたらすリスク:アメリカ合衆国の住民に影響はあるか?


社会的責任を果たすための医師団(PSR)とは:
PSR は、核拡散の影響を憂慮した医師たちが1961年に創設した団体で、1985年には、核戦争防止国際医師会議とともに、核軍拡競争に対するパブリック・プ レッシャーを構築した功績により、ノーベル平和賞を受賞しました。環境健康プログラムを創設して活動を公式に拡大した1991年以来、PSRは地球温暖化 や環境の毒物汚染などの問題を扱ってきた。PSRは地球温暖化を制御し、綺麗な空気を保ち、持続可能なエネルギーの未来を創成し、人が毒性物質に晒される ことを防止し、大気や食料、飲料水の汚染を最小限に抑える政策を提案し、広めている。より詳しい情報はhttp://www.psr.org/を参照。

2011年4月15日金曜日

福島大学チームの「県内北部エリア放射線レベルマップ」

9日、福島大学の放射線計測チームが、福島県北部の放射線を細かく測定した結果を発表しました。

http://www.sss.fukushima-u.ac.jp/FURAD/FURAD/data-map-datail.htmlより抜粋
調査は 3月25-31日の間に行なった。調査対象は原発から 20 km から 概ね 70 kmの範囲で行なった。一部を除いて 2 km のメッシュで調査を行った。測定点は372地点である。
このような調査を行った結果、次のようなことがわかったということです。
http://www.sss.fukushima-u.ac.jp/FURAD/FURAD/data-map.htmlより抜粋(青字化、筆者)
このように面データとして分布を明らかにすることで、いろいろなことがわかりました。主な点をあげておきます。

1)放射線レベルの分布は単に原発からの距離だけでなく、その方向によって大きく異なること
2)原発から西北方向への流れとは別に、郡山市・福島市を含む中通りには別経路で流入した可能性があること

福島県北部エリア放射線レベルマップはこちらです↓
110325-31-RAD-Res-Hosei-sec.pdf

ブログ:福島原発事故に関する海外メディア報道

「福島原発事故に関する海外メディア報道」というが立ち上がっているので紹介します。
http://genpatsu.wordpress.com/

以下のような趣旨、ニューヨークタイムズ、ルモンドなど海外メディア記事を翻訳してアップしているようです。
日本のマスメディアでは大々的に報じられないような海外メディア記事を選択して和訳を掲載しています。
日本在住の市民は現在の非常時において、原子力発電所に関係する利権団体・機関によって国内マスメディア関係機関に投下されている資本力の影響を 被って、公正な情報アクセスが制限されています。そのため、利害関係の希薄な海外メディアの報道がより公正な情報源として認められる場合も少なくないと考 えています。
なお当サイトの翻訳は、日本国著作権法が定める権利制限規定が定める「翻訳、翻案等による利用」(同43条)を遵守する形で有志によって行われています。
一部記事の紹介:

4/16「いま原発で何が起こっているのか」 井野・東大教授、元東芝技術者ら講演

毎日jp

http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110404dde018040070000c.htmlより

東日本大震災:「いま原発で何が起こっているのか」 井野・東大名誉教授ら講演

東日本大震災に伴う原発事故を受けた講演会「いま原発で何が起こっているのか-東京電力福島第一原子力発電所事故と原発立国のこれから-」(現代史研究会など主催)が16日午後1時から、東京・明治大駿河台キャンパスのリバティタワー地下1階1001号室で開かれる。
「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」の井野博満・東京大名誉教授(金属材料学)と元東芝の原子炉格納容器設計者である後藤政志さんが講演。原発事故の原因と現状、今後のために何をすべきかなどを論じる。
資料代500円。問い合わせは社会評論社・ちきゅう座事務所(電話03・3814・3861)へ。

ブログ:NHK科学文化部

NHK科学文化部ブログ
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/
には福島原発に関するまとめ記事がよく載っているので紹介します。

NHKのニュースのサイトhttp://www3.nhk.or.jp/news/の方は問い合わせたところ、「7日前のものしか掲載されておりません」ということでした。となるとブログの方が後々まで確実に見られる情報になります。

NHK科学文化部ブログの最近のエントリーはこんな感じです。 

2011年4月14日木曜日

自衛のために8 家の拭き掃除のススメ

(4/15 一部リンクを修正)

最近、東京などでは大気中の放射線の測定値が低くなっていますが、 空気中に漂っていたものが、地表に落ちた段階だからということです。

個人で放射線を測定している人々によると、地表の放射線は大気中・室内の放射線より高い値が出ているようです(以下のリンク参照)

http://geiger.sblo.jp/article/44280592.html
http://www.ustream.tv/recorded/13944658

地表の方が放射線が高いとなると地表に近い子供が被曝することになります。

中部大学武田教授は水で拭いたり、洗い流したりすることを勧めています。

「生活と原発 09 「自宅クリーン」作業」http://takedanet.com/2011/04/post_96d9.html
より抜粋。

そこで、今、家庭ですることは、
1) 家の中の徹底的な拭き掃除。家具や道具も水で拭き取る。

2) ベランダ、玄関、家の前などをモップやデッキブラシでこする(水を使って流す。黄砂を流す感じでゴシゴシこする)

3) ご近所と親しければ、みんなで道路に水を流してこする。

が良いと思います。 ビニールの手袋をして、やや水を多めに拭き取ります。放射性物質が「拭くことでとれる」のは専門家はよく知っていることです。作業中は、ぞうきんなどは良く洗い、終わったら手袋と一緒に捨ててください。

映像:福島原発の現状をどう見るか ― 政府・東京電力の事故対応の問題点について

4/14 国会議員に向けた後藤政志さん(元原子力プラント設計技師)の福島原発の現状分析がustreamで見られます。

http://www.ustream.tv/recorded/13994903

詳細:

原子力資料情報室HP
http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1079より抜粋 


【日時】2011年4月14日(木)12:00~13:30
【場所】 参議院議員会館 1階 101会議室
緊急院内集会・Part3

福島原発の現状をどう見るか
― 政府・東京電力の事故対応の問題点について ―

東京電力福島第一原発の事故は、1~3号機の原子炉内では核燃料が溶融し、放射能漏れが続き、危機的状況です。原子炉冷却のため、大量の汚染廃液が太平洋に放出されました。
このような事故対応でいいのか、事故はどのような方向に向かうのか、元原子力プラント設計技師の後藤政志氏に伺います。

4/13【緊急報告】 原発震災から子どもたちを守れ

(4/14 報告会の中継映像をupしました、報告会は終了したので参加方法など一部情報削除)

「原発震災から子どもたちを守れ!
~専門家・市民による独立放射能汚染調査報告と要請~」

ustreamで見られます。これを見ると飯舘村の様子がよくわかります。里山を中心とした持続可能な村づくりが行われていた最中にこの災害が起きたのが何とも悲しい。村づくりに計画に関わった日大教授の言葉が響きます。また、福島原発の近くから避難してきた聴衆の女性のコメントも悲痛に満ちています。ぜひ見てください↓

http://www.ustream.tv/recorded/13964934

以下、
原子力資料情報室HPより転載

【緊急報告】
原発震災から子どもたちを守れ!
~専門家・市民による独立放射能汚染調査報告と要請~
http://www.foejapan.org/infomation/news/evt_110413.html
★-------------------------------------------------------------------★

福島第一原子力発電所の事故に伴い、避難勧告、屋内退避が政府から出されていますが、避難勧告の範囲外であっても、高い放射線量が確認されている地域もあります。そんな中、福島県の小学校では、新学期が始まろうとしています。

政府の20km圏以内の避難指示、20~30kmの自主避難要請は、果たして適切なのでしょうか。

このたび、専門家、市民のそれぞれ2つのチームが独自の調査を実施しました。

京 都大学原子炉実験所の今中哲二助教率いる「飯舘村周辺放射能汚染調査チーム」は、原発から北西方向25km~45km に位置する飯舘村において放射線調査を実施し、福島県内の他地域に比べて汚染の大きい、ホットスポットと推定される放射能汚染が生じていることが認められ ました(注1)。また、15年にわたり同村で持続可能な村づくりを支援してきた日本大学生物資源科学部糸長浩司教授から、住民のくらしと生業を守るために どのような対策が必要なのか解説いただきます。

福島県内と隣接する宮城県南部を中心に活動する市民団体が、各地の小学校校庭の放射汚染 状況を調査し、校庭の一部に放射能量が高いホットスポットと言われる部分が存在することがわかりました。新学期に伴い、子どもたちをいかにして守るのか、 福島老朽原発を考える会(フクロウの会:注2)の阪上武さんが解説いたします。

(注1)飯舘村周辺放射能汚染調査チーム暫定報告
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No110/iitatereport11-4-4.pdf
(注2)フクロウの会HP
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/

【日時】2011年4月13日(水)15:00~16:30

【場所】衆議院第2議員会館多目的会議室(定員140名)

【講師】(敬称略)
今中哲二(京都大学原子炉実験所助教)
糸長浩司(飯舘村後方支援チーム代表、日本大学生物資源科学部教授、
NPO法人エコロジー・アーキスケープ代表)
小澤祥司(飯舘村後方支援チーム)
浦上健司(飯舘村後方支援チーム)
阪上武(福島老朽原発を考える会 代表)

【主催】
飯舘村後方支援チーム
福島老朽原発を考える会
国際環境NGO FoE Japan

【協力】
環境エネルギー政策研究所
原子力資料情報室
「環境・持続社会」研究センター(JACSES)

Radiation Monitoring Data from Fukushima Area 04/07/2011(IN ENGLISH)

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2011年4月13日水曜日

ラジオ:4/12京大小出氏に「レベル7」引き上げの意味を聞く

2011年4月12日(火)21時から、MBSラジオ(毎日放送)のたね蒔きジャーナルに、小出裕章氏が出演されました。


小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/04/12/tanemaki-apr12/より要約を転載します。

以下は要約です。
・事故の国際評価尺度が最も深刻なレベル7に相当すると発表されたことについては、あまりにもバカバカしくてコメントする気にもならない。日本政府 は最初はレベル4と言っていてその後レベル5と言っていたが、とんでもない。とっくの昔にレベル7と言わなくてはいけなかった。
・この評価の遅れにより国際的な信用は失墜し、住民避難も後手後手にまわった。
・チェルノブイリと比較すると放出された放射性物質はその1割と言われているが、1割に過ぎないとは言えない。大変な量。しかも福島は進行中でどうなるか分からない状態。
・最初から伝えている最悪シナリオのような大規模な溶融が起こってしまうと、圧力容器も格納容器も破壊され、チェルノブイリ並みに放出される可能性 がある。更に悪いのは福島は1〜6号機があり、これらを合計するとチェルノブイリの3倍以上の核燃料がある。またそれと同量の燃料が使用済み燃料プールに ある。
・テラベクレルという単位の量を最初の1日で放出していたと今言っているが、最初から知っていたはず。かなり早くから気づいていたはずで、分からなかったという可能性はあまりない。
・枝野官房長官は数十人が死んだチェルノブイリと福島は違うと言っているが、福島第一原発でも原因がよくわかっていないことで作業員の方が亡くなっ ている。チェルノブイリとは違うということを私も信じたいが、チェルノブイリの事故で数百万人が被曝したが、今現在日本でも何十万人もの人たちがチェルノ ブイリと同じような被曝を既にしている。
・計画的避難区域という言葉を政府は使っているが、どのように政府がすべきであるかは私には分からない。防災を厳密に適用しようとすれば、最悪の万 が一を想定して避難区域を設定して全体を動かすべきと思うが、今回はとてつもないことになっており、避難するとなると住み慣れた土地を捨てていかないとい けない。離れていく人たちの重さがどれだけなのかと思うと途方にくれてしまう。逃げると生活が崩壊してしまうので、私は、どうしたらいいのかと立ち止まっ てしまう。
・こんなことにならないことをずっと願ってきたが、もはや手遅れなので、いい方向を少しでも探したい。
・菅首相は状況は徐々に安定化に向かっていると言ったが、私もそう願う。でもそう断言できない。このたたかいは何ヶ月も続くし、それに持ちこたえられるかどうか分からない。その状況でそのように言うというのはどういう神経をしているのかと思う。
・原子炉内の中性子のデータ、格納容器内の放射線量のデータ、二号機のサプレッションチェンバーの破損状態など、見てみたいデータはたくさんある。
・外付けの冷却回路を付けるという案を新聞で見たが、そういういろいろな方策が現場で進んでいるはず。

東日本大震災で被災されている妊産婦さん受け入れプロジェクト

東京里帰りプロジェクトという被災地の妊産婦さんを支援する動きがあるようなので紹介します。

http://www.satogaeri.org/より転載

『東京里帰りプロジェクト』は、被災地から東京に避難を希望する全ての妊産婦さんが東京に避難し、安心して産前産後の生活を送れるよう、東京都助産師会を母体として始動したプロジェクトです。
詳しくは概要をご覧ください。
寄付は寄付するからお願いいたします。
赤ちゃん用の物品をご提供いただける方や、施設情報、ホームステイ家庭を応募される方は一般・法人の方へをご覧ください。
お問い合わせ
東京里帰りプロジェクト事務局 担当:丑田
080-3915-9923 (平日10:00 ~ 16:00)
090-4611-0904 (上記時間外)
メールによるお問い合わせはお問い合わせよりお願いいたします。
主催
一般社団法人 東京都助産師会
後援
社団法人日本助産師会、国際協力NGOジョイセフ、一般社団法人宮城県助産師会、日本財団 CANPAN運営事務局、ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京(SVP東京)、エイブルCHINTAIホールディングス
協力
NPO法人ETIC.、NPO法人マドレボニータ、『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会、 iSB公共未来塾東京地区(株式会社地域協働推進機構)、 特定非営利活動法人アースデイマネー・アソシエーション、黒木ユタカ(寄付ページイラスト)、 水川潤(WEBサイト制作)、佐野泰介、佐野綾子

2011年4月12日火曜日

自衛のために7

以前から紹介している中部大学武田邦彦教授のブログhttp://takedanet.com/cat11645548/
に最近アップされた記事でとくに読むべきものを紹介します。

■原発  原発事故はどのように変わっていくか?
■原発 緊急情報(52) 低線量率の危険性(どうして違うのか?)
■原発 緊急情報(51) 福島原発は爆発するか?

■原発  母の役割

■原発 小さい疑問 なぜ、原発近くの野菜は買ってはいけないのか?

レベル7への引き上げと日本のメディア

今回の福島原発事故に関しては日本の大手メディアにほとほとがっかりしている。
がんばっているのは独立系メディアかNGOくらい。
今からでも遅くない、国民の安全を守るための報道をしてほしい。

以下の記事は大手メディアの原発報道について参考になったので載せておきます。

ピース・フィロソフィー・センター 

「福島原発事故、レベル7:3月26日のNHKを振り返る-今こそメディアは率直な報道を」 

http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/04/blog-post_11.html 

以上よりポイントだけ抜粋しますが、全文読むことをお勧めします。

福島原発事故が、国際基準で、チェルノブイリと同じレベル7とする、との発表が原子力安全委員会からあった

これがただちに「フクシマ」イコール「チェルノブイリ」と考えるという意味ではないとはわかっていつつも、つい最近までは、「フクシマ」を、チェルノブイリと比べるだけで「大げさに恐怖を煽っている」との批判が高かったことを覚えておきたい。


NHKをはじめ多くの大メディアは、上に挙げた報道にも見られるように、政府による福島事故の過小評価、放射線は「健康に影響がない」キャンペーンに加担 してきている。今からでもすぐに、各国で報道されているような気象庁による放射線拡散予想、格納容器、圧力容器の損傷を含む原子炉の状態の率直な報道、 「炉心溶融」や「再臨界」といった言葉を避けない議論、3号機で使われているMOX(プルトニウム混合)燃料の存在、1-6号機の他に6千400本の使用 済燃料が共有プールにある、といった事実、4月8日大余震後に1号機放射線量が異常な急上昇を(100シーベルト)を示して以来、数値は間違っていないとされながらも「計器不良」ということにされてうやむやになっていること等、ジャーナリズムの誇りを持って報道、議論してもらいたいと切に願う。

福島県外部被ばくの積算線量

政府は11日、東京電力福島第1原子力発電所から半径20キロメートル以上で、積算の放射線量が高い地域(福島県の葛尾村、浪江町、飯舘村と、川俣町の一部、南相馬市の一部)を「計画的避難区域」に設定することを決めたということです。 これらの地域は事故発生から1年内に積算ベースで放射線量が20ミリシーベルトに達する恐れのある地域だからだということです。

計画的避難区域の地図はこちら↓
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E3E3E2E0828DE3E3E2E6E0E2E3E39F9FEAE2E2E2?n_cid=DSGGL001

10日に原子力安全委員会が外部被ばくの積算線量 (3月12日から4月5日まで のSPEEDIによる試算値)を発表しています。

http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/genan2011/genan022/siryo1-3.pdf

これを見ると、計画的避難区域では、すでに外部被ばくの積算線量が高めであることがわかります。

さまざまな専門家、NGO、独立系メディアは避難拡大を2週間以上前から訴えていました。原発の冷却系の復帰がだいぶ先になる以上、放射性物質は出続けているのに、どうして政府はすぐに動かないのか。どうしてぎりぎりまで被爆させるのか。私にはまったくもって理解できません。

2011年4月11日月曜日

放射線ホットスポット――避難区域拡大へ | 国際環境保護NGOグリーンピース

国際環境NGOグリンピースが第2回目の独自に放射線モニタリング調査(4月4日~10日に福島県内で実施)を行いました。

以下のリンクで調査報告が見られます。

放射線ホットスポット――避難区域拡大へ | 国際環境保護NGOグリーンピース

グリーンピースの放射線量調査測定値と測定場所をグーグルマップ
はこちら↓

http://maps.google.com/maps/ms?ie=UTF&msa=0&msid=211398118369530897361.0004a091d86187eaf84d4

また、グリンピースによる野菜および土壌の放射線調査
はこちらです↓

http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/Food_sampling_results.pdf

2011年4月10日日曜日

小出裕章氏:福島原発で再臨界の疑いが濃厚に



福島第一原発の窒素注入の意味、再臨界の可能性とその意味についてがテーマです。4/8時点での放送ですが、現段階の状況分析がよくまとまっていると思います。

ニュース・コメンタリー (2011年04月09日)
福島原発で再臨界の疑いが濃厚に
解説:小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)
原子力安全・保安院は、8日、福島第一原発一号機の原子炉格納容器内の放射線濃度が、毎時100シーベルトに上昇したことを明らかにした。これは前日に比べて、3倍以上も高い放射線濃度にあたり、同炉内の温度と圧力も上昇しているという。
京都大学原子炉実験所の小出裕章助教は、放射濃度の急上昇に加え、原子炉の温度や圧力の急上昇していること、更に塩素が中性子に反応して生まれるクロル 38という塩素が原子炉内で発見されたことなどから、炉内で再臨界が起きている可能性が高いと指摘する。中性子は核分裂が起きたときに発生する。
臨界とは放射性ウラン燃料などが核分裂連鎖反応を起こす状態のことを言う。「再臨界」は、臨界状態にあった原子炉が一旦停止して核分裂が止まった後、燃 料棒の露出などでウラン燃料が溶け出して、圧力容器の下部に蓄積するなどして、制御されない状態で核分裂連鎖反応が起きる状態を指す。
再臨界が起きると核分裂反応の制御が困難になり、大規模なエネルギーが発生するため、原子炉内の温度があがり水蒸気爆発の可能性が高くなる。
小出氏は、水蒸気爆発が発生し、圧力容器や格納容器が吹き飛び、今とは桁違いの放射性物質が流出する最悪のシナリオにも今後警戒していくべきだと述べ、その場合、風向き次第では東京も避難対象となる可能性にも言及している。
神保哲生と宮台真司が小出氏に、福島原発の現状を聞いた。

2011年4月9日土曜日

Web:通信団体、ネット上の流言飛語への対応に関する情報提供

4月8日、総務省が東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語への適切な対応に関して、電気通信事業者関係団体に対して要請を行った。

これを受けて、テレコムサービス協会など通信関連業界4団体は、東日本大震災に関してインターネット上で流布している事実無根の情報の削除をする依頼が来た場合、ホームページ上で判断結果を公開するということです。

(社)テレコムサービス協会のHPはこちら→http://www.telesa.or.jp/taisaku/

4月8日17時時点では、人工地震デマ、死体の写った写真の掲載が問題となり、削除(自主的削除も含む)があったようです。

2011年4月8日金曜日

自衛のために6 放射線はどのぐらいまで安全か?

前に自衛のためにで紹介した、中部大学武田教授のブログからです。
一体どれくらいまで放射線浴びていいのか、考える上で役に立つと思います。

以下http://takedanet.com/2011/04/post_2cdd.htmlより転載


頭に入れとかなければならないのは、次の数値とその意味です。

1) 1年間に50マイクロシーベルト
極端に低い数字ですが、これもはっきりとした根拠があります。例えば、今まで日本の原子力発電所が発電所の敷地との境界ではこのくらいまで下げておこうと政府、電力会社、そして専門家が言っていた数字です。
また、ヨーロッパの環境運動家を中心としたグループは国際委員会の基準は甘いとして、おおよそこの程度の数字を出しています。
つまり「絶対に安全」といえば、1年間に50マイクロシーベルトという数字もあるのですが、日本に住んでいると自然放射線でも、この20倍以上ですからやはり少し神経質すぎると言ってもいいと思います。

2) 次の数字は、1年間に1ミリシーベルトという数字です。この数字は国際委員会や日本の法律等で定められているものですから、基本的にはこの数字が一つの指標になります。
この数字を少し超す場所(5ミリ)は「管理区域」という名前で普通のところ特別されて標識が立ち、そこに人が入ってはいけないというわけではないのですが、被曝する放射線量を測り、健康診断をするという必要が生じてきます。
つ まり絶対に病気になるということはないけれども、注意をしなければならないということを意味しています。管理区域は1時間あたり0.6マイクロですから、 現在、福島県東部(郡山を含み、会津若松を除く)、茨城県北部などは確実にこの管理区域に入ります。従って、政府のいうように直ちに健康に影響はありませ んが、やはり被爆する線量を測定したり、健康診断をして注意をするという必要があるところです。
また、教育委員会や市役所等は、政府がいくら安全だと言っても、政府と独立しているのですから、法律的に管理区域に指定しなければならない状態のときには法律に従う必要があるとわたくしは考えています。
具体的には、1時間に0.6マイクロを越えるところは、学校でも市の一部でも責任者が「管理区域」に設定するべきです.

3) 次に1年に20ミリシーベルトというレベルがあります。現在の福島市がややそれに近いのですが、これは仕事で放射線に携わる男性の1年間の限界です。
仕事で放射線に携わる人も一般の人も、人間は人間ですから、放射線に対して同じ危険性を持っています。それなのに一般の人は1.0、職業であびる人は20というのは基準が開きすぎているように感じると思います。
しかしそれには三つの理由があります。
一つは、放射線の仕事に携わる人は、被爆した量をしっかり測り健康診断をしますから、万が一のときにはチェックができるということです。
二つ目に、放射線の仕事に携わる人は、健康な成人男子ですから、一般の人のように赤ちゃんとか妊婦、また放射線に感度の強い人等が含まれていないということがあります。
放射線に携わる人でも妊娠している女性等は特別な規定で保護されています。
三つ目に、自分の意思で放射線を浴びるか、それとも事故等で自分の意思とは関係なく放射線を浴びる場合と、差をつけるのが、防災の基本的な原則でもあります。
例えば、ハンググライダー等は非常に危険なのですが、無理やりハンググライダーをやらされるのではなく、自分の意思でハンググライダーをやるので、その危険も認められています。

4) 次に、50ミリシーベルトという基準があります。
このぐらいになると、少し健康障害の恐れが出てきますので、例えば50になると子供は甲状腺がんを防ぐために、ヨウ素剤を服用する必要が出てきます。

5) 100 ミリになると、慢性的な疾患が見られるようになり、1000人に5人が放射線によってガンになるという数値になります。ここでいうガンとは、専門用語では 「過剰発癌」と言って、普通の生活でがんになるものを除いて放射線によってそれにプラスされる危険性を言っています。
長崎大学の先生を中心にして1000人に5人ぐらいの過剰発癌は問題がないという考えがあるのは確かです。現在の福島市は、自治体としてこの考えをとっているようです。
なおこれまで非常時の作業で被曝する限界は100でした。つまり「非常時に厳重な防護服を着て、線量計を着け、管理された状態で100ミリ」というのですから、それを一般市民に当てはめるのは乱暴だと私は思います。

6) 次に250ミリシーベルトというレベルがあります。
こ のレベルは最近になって福島原発の作業する人の限界値になったものです(引き上げられた)。100と250の何が違うかというと、100まではガンなどの 「すぐにはでない健康障害」を念頭に置いているのですが、250になると「急性の白血球減少」等の「直ちに影響が見られる」レベルになります。
政府が「直ちに健康に影響がない」と繰り返しましたが、それはこの250を念頭に置いています。つまり、政府が言っている「直ちに」ということは「ガンにはなるが、急性の白血球の減少は見られない」レベルであるということになります。

このように考えますと、人によって感覚が違うので、どのレベルが「正しいレベルである」ということは必ずしも言えないことがわかります。

心配する人は、あるいは50マイクロでも余計な放射線を浴びたくないと思う人もいるでしょう。また楽観的な人は「1000人に5人ぐらいのガン」なら大した ことがないと思うでしょう。またお母さんで、「自分は良いけれども、赤ちゃんにはそんな思いをさせたくない」という人もいるでしょう。

だから、テレビの専門家が言っていたように「わたくしは平気だ」等と言っても、それはその人個人の思想であって、多くの人がどのくらいを注意しなければならないのかという問題とは全く関係がないのです。

共同:原子力施設への地震の影響(4/8)

7日午後11時半すぎに宮城県沖で発生したマグニチュード(M)7.4の地震で、東北地方の一部の原子力発電所で大規模な停電によって外部電源が途絶えたということです。

4/8 9時時点では 
【泊原発】東北地方に送電できず、1、2号機の出力を90%で運転。
【東通原発】定期検査中の1号機で外部電源を喪失したが、非常用発電機で使用済み燃料プールの冷却を継続。
【六ケ所再処理工場】外部電源を喪失したが、非常用発電機で給電。
【女川原発】運転停止中。3系統の外部電源のうち2系統を喪失、1系統を確保。燃料プールの冷却系統が一時停止。
【福島第1原発】1~6号機に新たな異常なし。1~3号機の炉心注水と1号機の窒素注入を継続。作業員は全員無事。敷地の放射線量に変化なし。
【福島第2原発】停止中。新たな異常なし。作業員は全員無事。敷地の放射線量に変化なし。
【東海第2原発】停止中。異常なし。
47news

朝日:原発30キロ圏外に高汚染地点 3カ月後も最大400倍

asahi.comより引用(傍線筆者)

福島第一原発事故により土壌が汚染された影響で、原発から30キロ圏外の福島県飯舘村では爆発から3カ月後も、最高地点では平常時の約400倍の放射線が 出続ける可能性のあることが、京都大や広島大などのチームによる現地調査で分かった。この3カ月間の放射線の積算量は、国が避難の目安として検討中の年間 20ミリシーベルトを超える値だ。国などの測定でも、汚染は30キロ圏内外で確認されており、今回の調査で汚染地域が不規則に広がっている実態が改めて浮かび上がった
 続きはこちら↓
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104070577.html

2011年4月7日木曜日

上原元佐賀大学長 海水原子炉冷却方法を提案

現在、政府・東電が採用しているただ水をかける方法だと汚染水がどんどん増え、結局海に垂れ流し、汚染し続けることになる。

上原春男元佐賀大学学長(福島第一原発3号機復水器設計者)
の熱交換器を設置して冷やす方法がうまくいけば、かなり画期的に事態が収束するかもしれない。これでうまくいくなら、政府は早急に採用すべきである。

上原春男氏会見
前半
http://www.ustream.tv/recorded/13809646
後半
http://www.ustream.tv/recorded/13809885



47news佐賀新聞より
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1865228.article.html

上原元佐賀大学長 原子炉冷却方法を国に提案
放射性物質漏れを起こしている福島第1原発の原子炉の冷却方法について、元佐賀大学学長で海洋温度差発電研究者の上原春男氏(71)=佐賀市=が、外付 けの新たなシステムを設けて冷却する方法を政府に提案した。福島原発の復水器設計に携わった経験から政府の要請を受け、事故発生直後から協議してきた。放射性物質の影響をできるだけ避けるために原子炉から離れた場所に熱交換器を設置し、海水を使って冷やす構想。伊万里市のメーカーで熱交換器1基が待機状態 に入っている。

提案した冷却システムは、新たに熱交換器を設置し、原子炉内に新たな冷却用配管を延ばしポンプで循環させる。熱交換器内には別ルートで冷却用の海水を循環させて冷やす。原子炉から来た水と海水は混ざらない仕組みで、海水は海に戻すことができる。

外部からの注水や既存のシステムを使った冷却では、放射性物質を含んだ汚染水が漏れだすなどの問題が起きている。「漏れた経路や破損箇所の特定は難し く、復旧にも時間がかかる」とし、現システムの修復より新規構築が利点があるとする。実現までには(1)東電や原子力安全・保安院などが計画を了承するか (2)冷却水を循環させる配管を原子炉のどの部分と、どう接続するか-などの課題がある。東電から原子炉の設計図など詳細な情報提示がなく、詰める点も 残っていると話す。

上原氏はエネルギー工学が専門。海洋温度差発電研究のほか、発電の過程で生じた蒸気を冷却して水に戻す「復水器」(凝縮器)の専門家でもある。震災発生 直後から政府筋に助言を求められ、3月16日と4月3日には、政府と東京電力でつくる事故対策統合連絡本部(東電本店)で直接、冷却対策を提案した。

既に海洋温度差発電メーカー「ゼネシス」の伊万里工場では、冷却能力が高い「全溶接型プレート式熱交換器」1基が現地輸送に向けて待機状態に入ってい る。上原氏は「1基でも設置できれば、海洋汚染の度合いは軽減でき、原子炉を安定的に冷却する仕組みづくりの足がかりにもなる」という。1~3号機への設 置を想定して、政府から要請があれば、追加生産に入る緊急態勢も取っている。

丸善、放射線・心理学分野書籍、無償公開

丸善も震災関連の一部書籍を公開してくれたようです。

個人的に興味があるのは「ストレス百科事典」。チェリノブイリやスリーマイル島の原発事故のストレスへの影響を研究した論文が読めます。

丸善HP
http://pub.maruzen.co.jp/index/kokai/
より転載


地震・津波、放射線、心理学分野の書籍・本文無償公開   丸善出版株式会社

東北関東大震災(東北地方太平洋沖地震)により被害を受けられた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
小社では、心ばかりではございますが、これまでに刊行した書籍のうち、災害、放射線、心理学分野に該当する文献の本文を公開させていただくこととしました。

各タイトルとも、章ごと、項目ごとにPDFでご覧いただけるようになっております。
一部タイトルについては急遽画像スキャンによる作業を行ったため、必要な箇所をお読みいただくに際し、少々取り扱いにくいものがございますが、何卒ご了承ください。

多少なりともお役に立てていただければ幸いです。


書籍のPDFはこちらをご覧ください。

岩波、育児辞典、原子力関連論文などネットで無料公開

岩波書店website
http://www.iwanami.co.jp/company/index_i.html

より転載します。

『育育児典CD-ROM版』病気編を無料公開(2011/4/1)
被災地支援のために、著作権者のご了解を得て『育育児典CD-ROM版』病気編を2011年6月末まで無料で公開いたします。困難ななかで育児に携わっている方々に活用していただければ幸いです。



雑誌『世界』『科学』の一部を無料公開(2011/03/28)
雑誌『世界』『科学』の一部論文を、著者の方々の了解を得て、当面の間、無料公開いたします。今回の福島原発事故や原子力政策を考えるうえで参考にしていただければ幸いです。(PDFファイルに直接リンクしています)

2011年4月6日水曜日

映像:民主党議員向けた上杉隆氏による福島原発事故取材報告

鳩山前首相など、民主党議員に向け、上杉隆氏ら自由報道協会による「原発事故」取材の報告です。大手メディアや官邸・東電とは違った視線から福島原発問題を見るのに参考になりそうです。

鳩山前首相主催の勉強会(4/6/2011)
http://www.ustream.tv/recorded/13808412

低線量被曝について

被曝量年間100ミリシーベルト以下は安全だとする説は、ほぼ間違いだとされるようになっているという内容の記事です。

(社)サイエンス・メディア・センター ・SMC-Japan.orgより
http://smc-japan.sakura.ne.jp/?p=1627

低線量被ばくの人体への影響について:近藤誠・慶応大

近藤誠(こんどう・まこと)

慶応義塾大学医学部放射線科講師
1948年生まれ。東京都出身。慶應義塾大学医学部卒。患者の権利法を作る会、医療事故調査会の世話人をつとめる。

テレビや新聞で報道されている被ばくに関する専門家のコメントに100ミリシーベルトを基準として「これ以下の被ばくは問題ない」とするものが多々見受けられますが、この表現には問題があるので、指摘します。
「広島、長崎のデータなどから100ミリシーベルト以下では人体への悪影響がないことは分かっています」という記事がありました。
確かに100ミリシーベルト以下の被ばくでは火傷のような急性症状は出ません。急性症状について言っているなら妥当な表現です。
しかし、広島、長崎で被爆した人の追跡調査では50ミリシーベルト以下の低線量被ばくでも発がんによる死亡増加を示唆する研究結果があります。[文献1]
放射線はわずかな線量でも、確率的に健康に影響を与える可能性があります。
低線量被ばくについては、日本を含む世界15カ国で40万人の原子力施設作業員の調査をしたレポートがありますが、これによると、被ばく量が50ミリシーベルト以下でも発がん率は上昇しています。[文献2]
また被ばく量が1シーベルト上がるごとに、がんによる相対過剰死亡数が率にして0.97(97 %)増える計算です。相対過剰死亡率の計算は若干難しいので、結果だけ示しますと、死亡統計により国民死亡の30 %ががんによる日本では、10ミリシーベルトを被ばくすれば、がんの死亡率は30.3 %、100ミリシーベルトの被ばくでは33 %になります。
100ミリシーベルト以下は安全だとする説は、ここ数年でほぼ間違いだとされるようになっています。
人間は放射線被ばくだけで発がんするわけではありません。
私は、「発がんバケツ」という考え方をします。それぞれの人が容量に個人差のある発がんバケツを持っています。放射線だけでなく、タバコや農薬など、いろんな発がんの原因があり、それがバケツにだんだんとたまっていき、いっぱいになってあふれると発がんすると考えます。
ある人のバケツが今どのくらい発がんの原因で満たされていたかで、今回被ばくした量が同じでも、発がんする、しないに違いがでます。ですから、放射線量による発がんの基準値を決めるのは難しいのです。
たばこを吸う本数による発がんリスクも、吸う本数や年齢、吸ってきた年月により変わり、計算が難しい。ですから、放射線被ばくのリスクと喫煙による発がんのリスクを比較してより安全だということに疑問を感じます。
同じ記事中に
「100ミリシーベルトを被ばくしても、がんの危険性は0.5 %高くなるだけです。そもそも、日本は世界一のがん大国です。2人に1人が、がんになります。つまり、もともとある50 %の危険性が、100ミリシーベルトの被ばくによって、50.5 %になるということです。たばこを吸う方が、よほど危険と言えます」とあります。
0.5 %という数字は、国際放射線防護委員会(ICRP)の2007年の勧告中にある、1シーベルトあたりの危険率(5 %)に由来していると思います。つまり1シーベルトで5 %ならば、その10分の1の100ミリシーベルトならば、危険率は0.5%になるというわけです。しかし、この数字は発がんリスク(がんになるリスク)で はなく、がんで死ぬリスクです。ここでは、2人に1人ががんになるというのは発がんの確率ですから、ここに、危険率(がんで死ぬリスク)の0.5 %をプラスしているのは、発がんリスクとがん死亡のリスクを混同していると考えられます。
リスクを混同している上に、喫煙量も明示せずにたばこの方が危険と言っている。
メディアの方は、こういう乱暴な議論に気をつけ、科学的な根拠の誤用に気をつけていただきたいと思います。

参考文献

文献1:Brenner DJ, Doll R, Goodhead DT., et al. "Cancer risks attributable to low doses of ionizing radiation: assessing what we really know." Proc Natl Acad Sci U S A. (2003) Nov 25;100(24):13761-6.【PubMed
文献2:Cardis E, Vrijheid M. Blettner M., et al. "Risk of cancer after low doses of ionising radiation: retrospective cohort study in 15 countries." BMJ (2005) 9;331(7508): 77【PubMed

他関連文献: Shuryak I, Sachs RK, Brenner DJ. "Cancer risks after radiation exposure in middle age." J Natl Cancer Inst. (2010) Nov 3;102(21):1628-36. 【PubMed

【記事について】


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  Tel: 03-3202-2514 Fax: 03-3202-2497
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1974~2009の食品・大気・水道水などの放射能濃度の推移

1974~2009の食品・大気・水道水などの放射能濃度の推移が見られるサイトがあります。

http://www.kankyo-hoshano.go.jp/study_flash.jsp?runmode=2

本ホームページは、文部科学省の委託により財団法人日本分析センターが運営・管理しています。

2011年4月5日火曜日

ラジオ:海洋汚染について専門家に聞く

FM797 Podcast2 - 京都三条ラジオカフェより

【福島原発】2011/3/31 20:00放送。放射能の海洋への影響を聴く。

出演:東京海洋大学名誉教授 水口憲哉先生 

番組要旨:

福島から千葉沖合いへ海流に乗って放射性ヨウ素が流れている。ワカメ などに多く吸収されるので危険。マスコミは取り上げない。 福島から海洋に流れ出る放射性物質は現状では把握が難しいが、茨城から千葉 沖の海藻は食べないほうが良い。セシウムは半減期が長く食物連鎖で濃縮され 、人間に影響を与える危険度が増している。出演:東京海洋大学名誉教授 水 口憲哉先生 制作/企画:NPO環境市民/NPO京都コミュニティ放送

読売:汚染水拡散「最初は南北沿岸」

読売オンラインより

汚染水拡散「最初は南北沿岸」…仏が予測
(放射能拡散予測の図あり)


http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110405-OYT1T00586.htm

ドイツ放射線防護協会:日本における放射線リスク最小化のための提言

ドイツ放射線防護協会が3/20に発表した
「日本における放射線リスク最小化のための提言」が翻訳されています。
http://icbuw-hiroshima.org/wp-content/uploads/2011/04/322838a309529f3382702b3a6c5441a31.pdf

このPDFはICBUWヒロシマ・オフィスのHPにあります。


翻訳責任者である
松井英介(岐阜環境医学研究所所長)
嘉指信雄(NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表)は

最後に以下のように述べています。
チェルノブイリ原発事故後の経験に基づいてなされた本提言の厳しい内容と比べると、日本政府
によって出されて来ている様々な指針・見解は、いかに放射線リスクを過小評価したものかが際立ちます。本提言は、3 月20 日の時点で出されたものであり、また、日本での地域的な違いが考慮されていないなどの制約があるかと思いますが、内部被曝を含めた放射線リスクの見直しの一助となることを心より願います。

ドイツ気象庁の放射性物質拡散予想図の見方

ドイツ気象庁による放射性物質シミュレーションの説明を和訳してくれているサイトがあったので紹介します。

シミュレーションを見る上で理解しておくべき重要なポイントは

この図はあくまでも気候条件のみによる予想であり、空気中の有害物質の実際の密度は反映されておらず、放射能濃度測定値による危険度評価とも関係ありません。同一視しないように。


ということです。

以下、http://www.witheyesclosed.net/post/4169481471/dwd0329より転載


ドイツ気象庁(DWD)による粒子分布シミュレーションの日本語訳



上の図は「福島から放出される放射性粒子の相対的な分布図」と題されており、下部の小文字部分には「要注意:放出源の濃度が明らかでないため、この予想図には空気中にある放射性粒子の実際の密度が反映されているとは限りません。発電所からの仮想上の放射が天候条件によってどのように分布し希釈化されていくのかのみが表現されています。」との注意書きがあります。
赤色の濃淡で粒子の濃度を表しており、上から順に
赤:濃度は僅かに希釈されている
黄:濃度はかなり希釈されている
白:濃度は極めて希釈されている
となります。ですから、福島地方においての空気中の放射性物質の濃度を基準にした場合に、そこから濃度はどのように薄まり分布していくのか、という事を気 候条件を基に予測したもので、放射線量の絶対的な測定数値はこのシミュレーションには直接反映されていません。その為に敢えて「相対的」と前置きしている 訳です。よってこの図から危険度の評価はできません。
ドイツ気象局(正式名称:Deutsche Wetterdienst、通称:DWD)はドイツ連邦交通・建設・都市開発省下に属する公益機関で気象・天候・気候の調査報告を主な業務としています。気象局は基本的に放射線量の測定値の発表は行っておらず、その危険度の評価はドイツ連邦放射線防護庁(BfS)の法的な管轄となります。
DWDのウェブサイトでは粒子分布状況の予想図が随時更新されており、こちらでも定期的にその翻訳を紹介しています。
図中で示されているUTC(協定世界時)に9時間を足したものが日本標準時となります。
Mo:月曜日/Di:火曜日/Mi:水曜日/Do:木曜日/Fr:金曜日/Sa:土曜日/So:日曜日
-
現在(4/5)の予報です。随時更新中。
4/5:寒冷前線が去った後、韓国と日本海上にある高圧部が本州まで勢力を伸ばしてきます。高圧部周辺の風は北もしくは北東からとな り、福島地方からの放射性粒子は南へと運ばれて行くでしょう。粒子はその濃度を薄めながら太平洋上へと拡散して行きますが、一部は本土上空にも届く見込み です。
4/6:水曜日、日本の大部分は高圧部の影響下にあります。北海道を除く地域では風は穏やかになり風向きは定まりません。風向きは各 地の状況によっても左右されるでしょう。しかしながら、最新のシミュレーションでは大部分の有害物質は先ず太平洋沖南または南東へと運ばれて行き、その後 南西の方角へと拡散する見込みです。日本近郊の海域部と本州南部の一部はその影響を受けるでしょう。
4/7:木曜日、日本上空にあった高圧部は東へと移動し本州から離れます。それにより本州中央部並びに北部では、西または南西の風向きになるでしょう。放出された粒子は東または北東の方向、太平洋上へと拡散し濃度を希釈しながらそこから更に南へと進んで行く見込みです。
-
ドイツ気象局が出した情報を下にBMU(連邦環境・自然保護・原子炉安全省)やBfS(連邦放射線防護庁)の専門家グループが実際の測定値を参照の末、危険度の評価を下すという事だそうです。その為この図はあくまでも気候条件のみによる予想であり、空気中の有害物質の実際の密度は反映されておらず、放射能濃度測定値による危険度評価とも関係ありません。同一視しないように。との旨がDWDのサイト上にも幾度も注意書きしてあります。
ドイツ政府の対応についてですが、在日ドイツ大使館のサイトでこれまでにドイツ大使館が発表した在日ドイツ人に向けての声明を全て読むことができ、これには原子炉安全省を初めとする専門家グループ、並びにその報告を受けた独外務省危機管理対策本部の具体的な判断が反映されている言えるでしょう。
それによると14日に一人の専門家が原子力保安省から到着しており、福島第一原発についての応急的な判断が下されるだろうと述べられています。ここ ではその詳細な調査結果には触れられてはいませんが、その三日後の17日には在東京ドイツ大使館の大阪への移転と、全ての在日ドイツ人に対して、原発での 事故の収拾が着くまでは東日本(静岡以東)からの退避勧告を発表しています。現時点で最新の4月1日付の声明でも、首都圏での数日間の滞在は問題は無いだ ろうとしながらも、長期滞在は避けるようにというその基本姿勢に変化はありません。
更に、在首都圏の独国籍保持者及びその家族は現時点で一人につき二錠の安定ヨウ素剤を必要に応じて大使館の専任医師から受け取る事ができるそうです。ただしその服用については日本政府の指示を待つ事と赤字で強く注意しています。
尚、気象予報の翻訳は不慣れなため日本語での気象用語等に間違いがある場合もあるかも知れません。その際にはご指摘頂ければ幸いです。
この翻訳の本意は、日本政府が発表しない貴重な情報源の一つを、出来る限り多くの市民の皆さんに誤解の無いよう正確そして冷静に受け止って頂くという事にあります。文章の転載は自由ですが、その際は必ず上記太字の注意事項を併記の上でお願い致します。

「炉心溶融してしまった福島原発の現状と今後」

日経BPネットより 

「炉心溶融してしまった福島原発の現状と今後」

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110404/265766/?ST=business&P=9

大前研一氏の福島原発の現状分析と今後の予測です。

大前氏は経営コンサルタントですが、

東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。日立製作所原子力開発部技師

 という経歴の持ち主です。

日本で福島原発の今後を予測する人が少ない中、一読の価値がありました。

 

2011年4月4日月曜日

産経:海外分析 政府発表より緻密

MSN産経ニュースより

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110404/dst11040406590003-n1.htm

記事によれば、 アメリカやフランスでは事故時にわずかな映像や断片的情報から原子炉で起きていることを探るためのシミュレーションシステムを開発し、それに基づいた分析が行われているという。

上記より抜粋
ノーベル物理学賞を受賞した原子物理学者でもある米エネルギー省のスティーブン・チュー長官(63)は1日、米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューに 答え、「詳密なモデリング(仮説実験)の結果、(福島第1原発の)ひとつの原子炉(圧力容器)は70%損傷しており、別の原子炉の核燃料棒は33%が溶融 していることが分かった」と言い切った。

Washington Post compiles basic but essential info on Japan's nuclear emergency (IN ENGLISH)

From Washington Post

http://www.washingtonpost.com/wp-srv/special/world/japan-nuclear-reactors-and-seismic-activity/

Here are the contents:

How dangerous is the radiation?

Radioactive contamination

Evacuation

State of the reactors

Hosing the pools

A dangerous scenario

 

 

 

 

 

web:「全国の放射能濃度一覧」が情報追加

当ブログリンクにも載せているウェッブサイト

全国の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/

が4/3さらに情報を追加して便利になっていました。

このサイトのホームページから以下の情報が全てアクセスできます。


全国: 全国の放射能 | 全国の水道の放射能 | 全国の雨の放射能
水道情報: 東京 | 埼玉 | 神奈川 | 千葉 | 茨城
福島原子炉: 水位 | 温度 | 放射線量 | 収納容器圧力 | 原子炉圧力
福島: 福島20km-30km圏 | 福島原発の放射濃度 | 福島原発の溜まり水 | 福島原発プルトニウム
拡散予測: ドイツ気象局 | オーストリア気象局 | ノルウェー気象研究所
その他: 茨城原発周辺 | 宮城県全域

厚労省、食品の放射性物質規制値の上方修正せず

毎日jpより
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110403ddm012040064000c.html

上記記事より抜粋(傍線筆者)

「厚生労働省は2日、食品や飲料水から摂取する放射性物質の暫定規制値を見直さない方針を固めた」

「しかし、暫定規制値に基づき、政府から野菜の出荷停止などの指示を受けた福島、茨城などの各県は見直しを要望しており、反発も予想される」

「厚労省幹部は、『仮に暫定規制値を緩和しても、原子力安全委員会の指標値は残るため二重基準になる。突然、基準を変え、それまで駄目としていたものを途中から安全と言い換えても、国民の理解は得られない』と説明した」

厚労省、人体の除染の基準値を上げる

(4/4タイトル、厚生省としていましたが、厚労省に修正しました)

事故を受けて、いろいろな基準が甘くなっています。注意が必要です。

厚生労働省が3/21付で地域の保健所に対して次のような通達を出してます。
今般、原子力安全委員会より、除染のためのスクリーニングレベルを100,000cpmへ変更することが示されたこと(別添参照)を受け、当該事務連絡別紙1における除染が必要となるレベルについても、13,000cpmから100,000cpmへ変更することとします。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000015ox9-img/2r98520000015pqe.pdf

産経:福島原発1~3号機「圧力容器」損傷濃厚

【放射能漏れ】福島原発1~3号機「圧力容器」損傷濃厚 「5重の壁」すべて破損

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110401/dst11040107480012-n2.htm

2011年4月3日日曜日

HISが被災者支援のための格安海外ステイプランを提供

東日本震災で被災された方、その同行者対象ということです。
詳しくはこちら↓

http://www.his-j.com/tyo/special/shien.htm

NYT:Assessing the Radiation Danger, Near and Far(IN ENGLISH)

From New York Times


Easy to understand charts and maps used to illustrate the danger of radiation at the Fukushima Daiichi Nuclear Plant, near the plant, in Japan and in the world.
http://www.nytimes.com/interactive/2011/04/02/world/asia/assessing-the-radiation-danger.html?ref=science#

2011年4月2日土曜日

福島市・飯館村の積算線量・避難の基準

(情報追加-青字)

東大の早野教授が福島市、飯館村の積算線量を計算しています。
http://plixi.com/p/88784723
それによると、

3/15 0時~4/2 11時の時点で
飯館村 5.8mSV
福島市  2.9mSV

です。なお、これには内部被曝の寄与が見積もられていません。内部被曝を入れると、倍くらいになる危険性があるようです(http://tnakagawa.exblog.jp/15158073/参照)

普通の人は(一般公衆)の放射線限度量は法律で年間1 mSvと定められています。
外部被曝だけを考慮しても飯館村と福島市ではすでにそれを越えています。

また、 放射線技師など、放射線作業者になると、放射線限度量は、「男性では1年間に50ミリ、女性は3ヶ月に3ミリである」ということです。(http://takedanet.com/2011/03/16_3882.htmlhttp://www.nuketext.org/topics3.html参照)*ただし、男性の放射線作業者の放射線限度量は5年間で100mSvまで。

東大放射線医療チームなどは、年間100mSvまでなら医学的にリスクを検出できないとしています。しかし、私は100mSvまで浴びるのがよいことだとは到底思えません。安全の見地よりも、やむをえないのでこう言っているように見えます(これは個人の解釈ですが)。

その東大放射線医療チームも、妊婦に関しては10mSv以上浴びるべきではないとしています。

詳細はこちら↓
http://tnakagawa.exblog.jp/15158073/
 
なお、上記記事によると、日本では、

屋内退避及び避難の判断基準となる線量については、外部被ばくによる予測実効線量(注2)でそれぞれ10-50 mSv及び50 mSv以上となっています。

注2: 防護活動又は復旧対策をとらない場合に予測される線量。
ということです。 http://www.nsc.go.jp/senmon/shidai/bousin/bousin003/siryo6.pdf

2011年4月1日金曜日

時事:1~3号機のタービン建屋地下の汚染水の排出進む

時事ドットコムより

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011040100748

母乳と放射性ヨウ素

食と環境の未来ネットという団体が、茨城県で母乳の調査をしているようです。福島県でも調査を行うようです。

放射性ヨウ素が微量ですが検出されているケースもあるようです。

詳細はこちら↓
ハイロアクション 福島原発40年HP掲載記事より
http://hairoaction.com/?p=223

放射線対策と栄養療法

ら・べるびぃ予防医学研究所
「放射線対策と栄養療法」

http://www.lbv.jp/case/eiyou/radiation.html

ら・べるびぃ予防医学研究所というところでは、毛髪ミネラル検査をしているようです(ヨウ素を測定できる)。また、栄養療法をやっているところなので、放射線から身を守るための栄養素やサプリメントの紹介もしています。