2011年10月26日水曜日

本日(26日)締切 環境省「放射性物質汚染対処特措法に基づく基本方針骨子案」等に対する意見の募集(パブリックコメント)

FAX、電子メールで受け付けているようです。この件に関して、Save Childさんのホームページにいろいろ資料があります。

以下、環境省HPより転載:

公表日平成23年10月17日(月)
案件名「放射性物質汚染対処特措法に基づく基本方針骨子案」等に対する意見の募集(パブリックコメント)について「意見募集中」
公表資料の
入手方法
・窓口(水・大気環境局総務課)配付
・郵送
意見・情報
締切日
平成23年10月26日(水)
問い合わせ先環境省水・大気環境局総務課
御意見募集要項報道発表資料参照
報道発表資料「放射性物質汚染対処特措法に基づく基本方針骨子案」等に対する意見の募集(パブリックコメント)について(お知らせ)【平成23年10月17日】

平成23年10月17日

「放射性物質汚染対処特措法に基づく基本方針骨子案」等に対する意見の募集(パブリックコメント)について(お知らせ)

環境省では、「放射性物質汚染対処特措法に基づく基本方針骨子案」及び「放射性物質汚染対処特措法第11条第1項、第25条第1項、第32条第1項及び 第36条第1項の環境省令で定める要件案」について、平成23年10月17日(月)~10月26日(水)までの間、広く国民の皆様の御意見をお聴きするパ ブリックコメントを実施します。
これらは、平成23年8月に議員立法により成立した「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された 放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法(以下「放射性物質汚染対処特措法」という。)」に基づくもので、同法の全面施行(平成24年1月 1日)までに策定することとなっているものです。

1.基本方針及び汚染廃棄物対策地域・除染特別地域・汚染状況重点調査地域・除染実施計画を定めることとなる区域の指定の要件の案について

東日本大震災に伴う放射性物質による環境の汚染による人の健康又は生活環境への影響を速やかに低減することを目的とした放射性物質汚染対処特措法が平成23年8月30日に公布・一部施行され、平成24年1月1日に全面施行される予定です。
環境大臣は、同法第7条に基づき基本方針を、環境省令により汚染廃棄物対策地域・除染特別地域・汚染状況重点調査地域・除染実施計画を定めることとなる 区域の指定の要件を定めることとされており、この度、基本方針の骨子案及び地域等の指定の要件案がまとまったので、広く国民の皆様から御意見をお聴きする ため、パブリックコメントを実施いたします。

<基本方針に定められる事項>

事故由来放射性物質による環境の汚染への対処の基本的な方向
事故由来放射性物質による環境の汚染の状況についての監視及び測定に関する基本的事項
事故由来放射性物質により汚染された廃棄物の処理に関する基本的事項
土壌等の除染等の措置に関する基本的事項
除去土壌の収集、運搬、保管及び処分に関する基本的事項
その他事故由来放射性物質による環境の汚染への対処に関する重要事項

<今後のスケジュール>

基本方針については、パブリックコメントで頂いた御意見等を踏まえ、所定の手続を経て、11月に閣議決定する予定です。
汚染廃棄物対策地域等の指定要件については、パブリックコメントで頂いた御意見を踏まえ、11月に公布する予定です。

2.意見募集(パブリックコメント)について

(1)意見募集対象

[1]
放射性物質汚染対処特措法に基づく基本方針骨子案
[2]
放射性物質汚染対処特措法第11条第1項、第25条第1項、第32条第1項及び第36条第1項の環境省令で定める要件案

(2)意見の募集期間

平成23年10月17日(月)~平成23年10月26日(水)
郵送の場合は、平成23年10月26日(水)必着

(3)意見の提出方法

御意見は、下記[1]~[4]までを御記入の上、電子メール・ファクシミリ・郵送のいずれかの方法で、下記[5]の提出先まで御提出ください。
[1]氏名(企業・団体の場合は、企業・団体名、部署名及び担当者名)
[2]住所
[3]電話番号又はメールアドレス
[4]御意見(意見ごとに下記事項を記載)
意見の対象([1]又は[2])
意見の該当箇所(ページ・行番号等)
意見の要約(意見は簡潔に記載)
意見及び理由(意見の根拠となる出典等があれば添付又は併記)
[5]提出先
・郵送:
環境省水・大気環境局総務課
(〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2)
・FAX:
03-3581-3505
・電子メール:
houshasen-tokusohou@env.go.jp

(4)注意事項

御意見は、日本語で御提出下さい。
電話での御意見は受け付けておりません。
御意見に対する個別の回答はいたしかねますので、あらかじめ御了承ください。
頂いた御意見については、意見提出者名、住所、電話番号、FAX番号及び電子メールアドレスを除き公開する場合があることを御承知おきください。
締切日までに到着しなかったもの、上記意見の提出方法に沿わない形で提出されたもの及び下記に該当する内容については無効といたします。
個人や特定の団体を誹謗中傷するような内容
個人や特定の団体の財産及びプライバシーを侵害する内容
個人や特定の団体の著作権を侵害する内容
法律に反する意見、公序良俗に反する行為及び犯罪的な行為に結びつく内容
営業活動等営利を目的とした内容

3.閲覧又は入手の方法

(1)
環境省ホームページのパブリックコメント欄
http://www.env.go.jp/info/iken.html)を参照
(2)
環境省水・大気環境局総務課にて配布
(東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館23階)
(3)
郵送による入手
郵送により入手を希望する場合は、返送先を宛名に明記し200円切手を貼付した返信用封筒(A4版が入るもの)を同封し、意見提出先まで送付してください。

4.問い合わせ先

環境省水・大気環境局総務課
TEL:03-3581-3351(内線6966)
FAX:03-3581-3505
電子メール:houshasen-tokusohou@env.go.jp
担当:宇都宮、松浦

2011年10月14日金曜日

市民が放射能を測る時代

記事にもありますが、測ってガイガー!というサイトではガイガーカウンターを持っていなくても、持っている人に測定をリクエストすることができます。このHPの放射線量マップを見ると、すでに測定された結果が見られます(データ重いです)。

ちなみにガイガーカウンターは安物はだめだそうです。この記事に出ているものがどうかは私には判断できません。ただ、専門家が使うような、正確に測定できるものを手に入れるにはそれなりの投資が必要だと聞いています。テレビのように一家に一台と言える値段ではないので、こういった市民ネットワークのお世話になるのも一つの手だと思います。


J-castニュースより(青字化筆者)

首都圏で放射線測定ネットワーク広がる 1700人が自主参加

2011/10/13 20:32

   首都圏で放射能を自分たちで測定しようという動きが高まっている。文部科学省の調査でセシウム汚染の帯が千葉県などにも広がっていること がわかったほか、横浜でストロンチウムが測定されたり、東京都世田谷区でも高い放射線量が報道されたりしたことなどが影響している。
   測定器の売上げが伸びているだけでなく、住民たちがネットワークを作って互いに汚染情報を交換する動きも盛んだ。

「世田谷に放射線」で問い合わせ増える

ウクライナ・エコテスト社のガイガーカウンターに人気が集まっている(同社サイトから)
   「早速、売れ行きにも影響が表れています」――そう話すのは、放射線測定器のネット通販を手がける「バリューコネクト」の担当者だ。2011 年10月12日、世田谷区内の民家脇の歩道で、高い放射線量が測定された。13日の測定では、線量は毎時3.35マイクロシーベルトに達した。発生源は、 民家の床下にあった瓶類だったという見方が有力になっているが、当初は原発事故による放射線漏れが原因と報道されたこともあり、測定器を扱っている企業に は、多くの問い合わせが寄せられた。
   同社の売れ筋商品はエコテスト社の「TERRA MKS-05」で10万5000円。最近ではスマートフォンに接続して使うタイプの測定器も人気が高いそうだ。
   とはいえ、測定器は安い買い物ではない。「ガイガーカウンターレンタルサービス(GCR)」では、「一人でも多くの人が測定器を利用できるように」と、震災直後から測定器のレンタル事業をスタートした。
   料金は、通常の測定器で1日3500円。利用者は建築業、旅行会社などの企業に加え、一般の主婦が多数を占めるという。利用後には、心のこもった感謝状を添えてくる人も少なくないそうだ。
   こちらの企業にも世田谷の件を受け、13日だけでも20件の問い合わせがあった。中には「私も世田谷に住んでいるんですが……」といった相談もあったという。

「うちの近所を測って!」サイトも

   比較的安価な測定器も登場した。エステーが10月20日に出荷を開始する、「エアカウンター」だ。希望小売価格は9800円。安さの秘密は、検知部によく使われる「ガイガー=ミュラー管」ではなく半導体センサーを採用し、量産を容易にしたことだという。
「価格は安いですが、精度については従来品と違いはありません。その代わり、最大測定時間が約5分とやや計測に時間がかかりますが、一般家庭での使用には問題ありません」
   個人の測定器所有が広がりを見せる中、6月にスタートしたSNS「測ってガイガー!」は、その情報を共有するためのサービスだ。このサイトの 特徴は、測定器を持っていない人でも「ここを測ってほしい」とリクエストを出すことができること。それに測定器を所有する有志(測定メンバー)が応える形 で、地点ごとの線量情報を集積・共有していくことを目指す。
   現在参加するユーザーはおよそ6800人。このうち測定メンバーは1700人あまりだ。投稿されている線量情報は、1万8000か所に上る。運営するゴーゴーラボの小川智史さんによれば、
『素人』の線量測定をバカにする人もいますが、複数の人が同じ地点を調査することなどで、情報の精度を上げることができると考えています。また測定者が使用している機器を見ると、比較的高価なシンチレーション式の機器などを利用している人も少なくありません
という。

2011年10月13日木曜日

世田谷区で2.7マイクロシーベルト検出

(10/13夜の報道によると、福島原発由来でないことが判明したようです。)

ショックです。マイクロホットスポットとはいえ、恐ろしく高い数値です。
世田谷の歩道だけに留まる話ではないと思うと、汚染された可能性がある地域は全てきめ細かい放射能測定が今すぐに必要です。

NHKオンラインより (リンク先に動画あり)(青字化筆者)

世田谷区の道路で高い放射線量

10月12日 18時18分  
  今月初め、東京・世田谷区の区道で1時間当たり最大で2.7マイクロシーベルトという高い放射線量が検出され、世田谷区は、この場所に立ち入らないよう呼びかけるとともに今後の除染を検討しています。
高い放射線量が検出されたのは、世田谷区弦巻の区道の歩道部分です。世田谷区によりますと、今月3 日、区民から「放射線量が高い場所がある」という情報が寄せられたため、区が測定したところ、1時間当たり最大でおよそ2.8マイクロシーベルトと周辺に 比べて高い放射線が検出されたということです。このため高圧の洗浄器を使って歩道部分の洗浄を行いましたが、放射線量はあまり下がらず、1時間当たり最大 で2.707マイクロシーベルトが検出されたということです。原因について世田谷区が専門家に聞いたところ、問題の場所は雨水が集まって放射線量が高く なったことが考えられるということです。この区道は小学校の通学路にもなっていることから、区は、12日朝からこの場所をコーンで囲って立ち入らないよう 呼びかけるとともに今後の除染を検討しています。世田谷区は、ことし7月から8月にかけて区内の小中学校や保育園、それに幼稚園で放射線量を測定してお り、その際、高い放射線量は検出されていませんでした。世田谷区は、子どもへの影響を重視し、今月下旬から来月下旬にかけて区内の砂場がある258か所の 公園について調査することにしています。

東京・世田谷区で検出された1時間当たり2.7マイクロシーベルトという放射線量は、文部科学省 が積算の放射線量を計算する際に用いている、1日のうち、屋外で8時間、屋内で16時間過ごすという条件で計算すると、1日の被ばく量が38.88マイク ロシーベルト、1年間にすると14.2ミリシーベルトになります。これは国が避難の目安としている年間の放射線量の20ミリシーベルトを下回っています。 計画的避難区域に指定されている福島県の飯舘村役場では、12日、移動式のモニタリングポストを使って計測された放射線量が1時間当たり2.1マイクロ シーベルトで、世田谷区の値はこれよりもやや高くなっています。首都圏では、比較的高い茨城県の北茨城市で、12日、0.14マイクロシーベルトが計測さ れています。放射線影響研究所の長瀧重信元理事長は「文部科学省などによる上空からの測定では、世田谷区では放射線量の高い場所は確認されなかったので、 このような値が出たことに驚いている。ただ、地形や天候の関係で局地的に高い線量になることはあり得ると思う。周辺の土壌や草木などから放射性物質の種類 を調べたり、どこから放射線が出ているのか調べて原因を突きとめるとともに、ほかにもこうした場所がないか調査する必要がある」と話しています。

世田谷区環境総合対策室の斉藤洋子室長は「現場は小学校の通学路で、近くには幼稚園や保育園もある。心配する保護者の方がいると思うので、専門家とも相談してできるだけ速やかに除染などの対応をとりたい」と話していました。

軽井沢もホットスポットか?

なぜ今頃になってぼろぼろと高い数値が出てくるのでしょう。行政による測定が後手に回っている印象があります。行政が動くのを待たずに測定器を持っている市民がどんどん測っていって、高い数値が出たら、行政に伝達するほかないようです。

それにしてもNHKは「比較的高い」と言っていますが、1.7マイクロシーベルトというのは十分に高い数値だと思うのに変な言い方です。慣れてはだめです。

NHKオンラインより

軽井沢 比較的高い放射線量

10月13日 5時20分  
  長野県軽井沢町の学校の敷地で、周辺より比較的高い放射線量が計測され、町はすべての小中学校などの放射線量を13日から測定することになりました。
軽井沢町によりますと、今月、町内の一部の教育施設で放射線量を調べたところ、1つの学校で排水口 近くにある地表の放射線量が、1時間当たり1.7マイクロシーベルトと周辺より比較的高い値を計測しました。このため町は土の一部を撤去しました。町は雨 水によって放射性物質が集まったのが原因とみていて、町内すべての小中学校と保育園、そして児童館について排水口近くの地表や溝などの放射線量を13日か ら測定することになりました。軽井沢町は、年間の放射線量が1ミリシーベルトを超すおそれがある場所があった場合は土壌の入れ替えなどの除染作業を行うこ とにしています。軽井沢町教育委員会の荻原勝教育長は「今月いっぱいをめどに放射線量の測定を進めながら、値が高い場所については土を取り除いていきた い」と話しています。

ラジオ:10/12世田谷、横浜のホットスポットなど 小出裕章(MBS)


20111012 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章 

 

・東京の世田谷で放射線量2.7マイクロシーベルトが測定されたこと
・横浜のマンション屋上の堆積物から1Kgあたり195ベクレルのストロンチウムが検出されたこと

・さんま

・福島の米

・日本の食品基準値は高すぎるというベラルーシの専門家の意見

についてお話されています。

 

 

2011年10月12日水曜日

ラジオ:10/11 東京奥多摩セシウム10万Bq汚染、除染必要地域は日本の3%など 小出裕章(MBS)

小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ
より 

10月11日 東京奥多摩セシウム10万Bq汚染、除染必要地域は日本の3%など 小出裕章(MBS)

2011年10月11日(火)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。


番組内容文字おこし
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65768970.html

奥多摩の放射能汚染、膨大な除染の費用、除染をしても住めない土地、甲状腺の調査、セシウム汚染などがトピックです。

2011年10月10日月曜日

福島第一原発労働者の実態

ドイツのZDFテレビの取材です。(ドイツ語、日本語字幕あり)

あまりにひどくて怒りをおぼえます。どうしてこういうことがまかり通るのか。
最後の「日本式人権蹂躙」という言葉が突き刺さります。

国の内外で一人でも多くの人が実態を把握し、圧力をかけていくしか改善の方法はないのでしょうか。



国の安易な被ばく基準値緩和にNO!

国は一般住民の被ばく線量限度とされる年1ミリシーベルトを達成することは当面困難と判断し、基準値を緩和する方針だということです。(詳しくは47News参照)

これに対し、はっきりとNOを突きつけている社説がありました。本当に

愛媛新聞より(青字化筆者)

特集社説2011年10月08日(土)

被ばく限度の緩和 無責任な基準値設定は問題だ

有害物質に対する国の安全基準値はさまざまなルールで設定されているが、今回の措置だけは容認できない。 
東京電力福島第1原発の事故を受け、被ばく線量基準を検討していた国の放射線審議会基本部会が、平常時の一般住民が被ばくする限度の緩和を容認する方針を出した。 
これまでの限度とされていた1ミリシーベルトを達成することが当面、困難となったため、年間の被ばく線量を20ミリシーベルトまでの間で「中間目標」として設定できるよう提言するという。 
国民の命を軽視した理不尽な理屈であり、とうてい理解は得られまい。 
そもそも日本では、緊急時を想定した放射性物質の摂取基準値を設定していない。このため国は事故後、手当たり次第に食品や土壌などの暫定基準値を打ち出した。
それとて科学的根拠がある数値ではない。これ以下なら安全という目安でもない。他の基準値との整合性を整えるため、摂取量を緩めるという場当たり的な方針だ。
基準達成を目的とした緩和に正当性はない。政治の責任逃れであり、本末転倒であるといわざるを得ない。 
東電の責任の重さも、あらためて問われねばならない。事故時の原発操作マニュアルさえ全面公開しないなど、加害者としての自覚を著しく欠いたままだ。
東電の責任をあいまいにしたままの緩和方針に、強い違和感を覚える。本来なら、国民の被ばく線量が従来の基準値を超えた場合に、国や東電が徹底的な健康状態の追跡調査をするのが筋だ。 
ただ、微量な有害物質の影響調査は難しい。多くの有害物質の基準値は科学的に導かれた数値ではない。放射線量にいたっては実験データさえほとんどないのが現状だ。 
年1ミリシーベルトという基準値も、国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告値に過ぎない。
つまり基準値は、避難勧告を出したり健康被害を想定したりする地域や範囲をにらみながら、国が設定する値だ。国民にどこまで我慢を強いるかの政治的判断といえる。 
だからこそ国には、今後も起こりうる事態を想定し、国民の健康を守る義務がある。原発を推進するため、放射線被害のリスクから目をそらしてきた歴史を、いまこそ修正しなければならない。 
基本部会は、線量低減を図るための目安であることを強調している。しかし、その間にも発生するおそれのある国民の健康被害について、どう対応するのか。

国は今後、放射線審議会の答申を受け基準値を含めた法整備を進める。その際、基準値の根拠について、国民が納得できる説明が必要だ。
基準値は、つまり政治の「責任値」である。

東京新聞:東電経営報告 延命の数字合わせだ

(10/10 情報追加)

東電の延命は何のためなのでしょうか。

東京新聞社説より(青字化筆者)


【社説】

東電経営報告 延命の数字合わせだ

政府の調査委員会が東京電力の経営報告書をまとめた。福島第一原発の廃炉費用を抑え、賠償に充てる政府からの資金支援も反映していない。東電を資産超過にして延命させる意図が透けてくる。
報告書を作成したのは、弁護士ら第三者で構成する「東京電力に関する経営・財務調査委員会」。政府の指示で福島第一原発周辺から避難している人たちの就労不能や放射性物質による農林漁業の風評被害など、賠償額を四兆五千億円と積算した。
この巨額の損害賠償を抱えながら、調査委は貸借対照表を基に二〇一一年三月の東電の財務状況を債務超過ではなく、資産超過との判断を導き出している。
事故を起こした原発の廃炉費用として見込んだ額は一兆一千五百億円。原子炉建屋が水素爆発によって損壊し、燃料棒が溶けて圧力容器の底から外部に漏れ出すメルトスルーの疑いさえある事故の収束を一兆円で賄えるのか。
加えて、純資産の積算では肝心の損害賠償を考慮していない。政府の資金交付で賠償負担は相殺されるとしたためだ。さらに、政府への資金返済に充てる特別負担金も計上していない。
東電を資産超過にするために、あえて廃炉費用を低く抑え、国から借りた資金の返済も除外したのではないか、という疑いさえ生じる。資産超過だと、東電が四兆円の融資を受けている金融機関に債権放棄や債務の株式化などを要請しなくても済むからだ。
 債務超過に陥れば東電の法的整理が現実になる。最初から東電の延命ありきで財務状況の数字合わせをした感が否めない。
一方で、報告書は同じ東電の柏崎刈羽原発の今後の再稼働状況や、電力料金の値上げ幅を組み合わせた九通りの東電の経営予測を示し、「再稼働しなけ れば四兆~八兆円の資金不足が生じる」「著しい値上げをしない限り事業は極めて困難になる」とまで言い切った。原発再稼働への環境を整える意図が潜んでは いないか。
国民負担の最小化をうたいながら、報告書通りならば、結局は消費者への負担が重くなる。原発は国策でもあった。国も東電と同様に身を削って賠償に努める覚悟が求められる。
野田首相は原発依存度の引き下げを表明した。経済産業省などの官僚OBらが天下って役員を務める原発関連の独立行政法人向け予算を、賠償費用に振り向ける方策を検討してもいいのではないか。

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ダイアモンドオンラインのマスコミが書かない東電経営・財務調査委員会報告のひどい欺瞞|岸博幸のクリエイティブ国富論|という記事も東電の責任を厳しく追及すべきだとしています。私もそう思います。

上記より引用:
損害賠償費用を国が丸抱えする位なら、市場のルールに基づいて淡々と東電を一時国有化→破綻処理すべきではないでしょうか

2011年10月9日日曜日

東京大田区小中学校の雨どい 線量高め

東京でも雨どいなど放射性物質がたまりやすい場所では、線量が高く出ることがあるようです。

毎日新聞より(青字化筆者)

放射性物質:小中学校5校で線量基準値超え 東京・大田区

東京都大田区教育委員会は7日、同区立小中学校の花壇のそばにある雨どい周辺の空間放射線量を測定した結果、5校で区独自に安全の目安とする毎時 0.25マイクロシーベルトの基準値を上回ったと発表した。大森第四中では、基準値の約4倍となる1.01マイクロシーベルトを検出。周辺の花壇をブルー シートで覆い、立ち入り禁止の緊急措置を取った。 
9月29日、馬込第二小の教諭が私物の簡易測定器で花壇のそばの雨どい周辺を測定したところ、基準値を超えたため、区教委に報告。今月3日の区の 測定でも2カ所で最大0.64マイクロシーベルトを観測したため、6日から類似した場所の調査を開始。区立小中37校と5保育園の計197カ所が対象で、 8日に終了予定。
ほかに基準を超えたのは、羽田小1カ所(0.64マイクロシーベルト)▽雪谷中3カ所(0.40~0.96マイクロシーベルト)▽糀谷(こうじ や)中1カ所(0.32マイクロシーベルト)。いずれも、雨どいから1メートル離れた場所では基準値を下回ったという。有識者と協議し、今後の対応を検討 する。【黒田阿紗子】
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大田区教育委員会のHPはこちら

2011年10月8日土曜日

Okutama cesium level seen spiking/奥多摩のホットスポット化

JAPAN TIMES(英字新聞)の記事に文科省の航空モニタリングにより奥多摩のホットスポット化が判明したこと、それに対する都の対応について書かれていたので紹介します。(ボールド化筆者)

都は奥多摩のセシウム汚染を受けて、特産のわさび、やまめ、ゆず、キノコ類の放射線モニタリングを開始するということです。


The Japan Times reported on the radioactive contamination of Okutama area in Tokyo and how the Tokyo Metropolitan government will deal with this problem.

Okutama cesium level seen spiking | The Japan Times Online

Saturday, Oct. 8, 2011

News photo

Okutama cesium level seen spiking


Staff writer
An aerial radiation survey of the capital and Kanagawa Prefecture has revealed the northwest tip of Tokyo was tainted by an unusually high amount of fallout, while most other areas showed normal levels, a science ministry official said Friday.
The results, released late Thursday, show that fallout from the Fukushima No. 1 power plant contaminated part of the mountainous Okutama region on Tokyo's western fringe. Radiation readings in the area were the highest of the two prefectures at 100,000 to 300,000 becquerels of radioactive cesium per square meter.
The hourly radiation readings in the area hovered between 0.2 and 0.5 microsievert, but a few spots had higher levels between 0.5 and 1.0 microsieverts, science official Hirotaka Oku said.
Cesium ejected from the Fukushima plant was carried by winds in a southwestern direction through the northern parts of Tochigi and Gunma prefectures before heading south over eastern Gunma and western Saitama to reach Okutama, Oku said.
The geographic features of Okutama, notably its mountains and forests, made the area susceptible to catching radioactive materials, Oku added.
Contaminated areas were also spotted in eastern Tokyo, including Katsushika and Edogawa wards, which gave off hourly readings of between 0.2 and 0.5 microsievert per hour.
The highest levels of cesium-134 and -137 found in eastern Tokyo were between 60,000 and 100,000 becquerels per square meter in Katsushika, Oku said.
Cesium-134 has a half-life of two years and cesium-137 a half-life of 30 years.
The aerial monitoring didn't find much contamination in Kanagawa, however. Tainted areas were found only in some spots in the northwestern part, including in the town of Yamakita, with some areas containing between 60,000 to 100,000 becquerels per square meter at the most.
The monitoring was conducted by a helicopter equipped with a special device to detect gamma rays emitted from radioactive isotopes on the ground. Based on the detected amounts, the ministry used a calculation method to determine radiation levels about 1 meter above the ground.
Gamma rays decay as they travel through the atmosphere, and the ministry used that principle to perform its calculations to determine radiation levels near the ground, Oku said.
According to the science ministry, radioactive materials spewed from the stricken plant were carried away by the wind and landed on the ground mostly via rain, contaminating areas far beyond the Tohoku region.
On receiving the results of the ministry's survey, the Tokyo Metropolitan Government started preparations to conduct special food monitoring on produce from the town of Okutama, official Shinji Tomonaga told The Japan Times on Friday.
"Okutama is known for its production of wasabi. So we will conduct tests on wasabi from Okutama next week," Tomonaga said.He said Okutama is the biggest producer of wasabi in Tokyo. In 2009, 23 out of the 26 tons of wasabi production in Tokyo was from Okutama, he said.
Tokyo also plans to conduct tests on "yamame," a kind of trout that Okutama is also famous for, "yuzu" (citron) and mushrooms.
The metropolitan government will conduct sampling tests on other produce from Okutama as well, but the details haven't been decided, Tomonaga said.
As for Katsushika and Edogawa, it has no plans to conduct additional sampling for now because no radioactive cesium was found in its latest sampling tests in late September on "komatsuna" (mustard plant), which is grown in the area, Tomonaga said. The aerial monitoring was conducted from Sept. 14 to 18 as part of an effort also involving prefectures that started in June.

東日本放射能汚染関連データ

(8/4、11、9/28、30 データ追加 8/12 情報追加)

文科省などがいろいろデータを出しているようです。しかし、それが毎回大手メディアに取り上げられているかというと、そうでもないようなので、いくつか重要と思われるデータを掲載します。


1.3/15-8/2の福島県内各地の放射線量をグラフ化し、まとめている人がいます。



8/2までの福島市の積算線量7.2mSv 飯館村の積算線量は15.4mSvだということです。 非常に心配な数値です。とくに子どもと妊婦。前に記事にしましたが、妊婦は10mSvが限度ということです。詳しくは前の記事を参照ください→福島市・飯館村の積算線量・避難の基準


2.3月に山形、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川にはかなりのヨウ素、セシウムが降ったことを示すデータです。そして、4月は微量ながら全国に飛散しています。(福島のデータは出ていません)

文科省「環境放射能水準調査結果(月間降下物)」2011年年3月と4月のフォールアウト(MBq/km2/mo)7月29日発表資料

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/07/29/1306949_072914.pdf 

5月分も出ました。全体的に4月より少なくなっていますが、「テルル129/129mとかニオブ95とか銀110mとか、短寿命核種けっこう出てる」ということです。(8/12/11)
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_by_prefecture_fallout/2011/05/1060_0810.pdf



3.セシウム、ヨウ素以外の核種も測定できる群馬県高崎市の観測所のデータです。

高崎に設置されたCTBT放射性核種探知観測所における放射性核種探知状況
(7月26日時点)
http://www.cpdnp.jp/pdf/110729Takasaki_report_Jul26.pdf



4. 文部科学省による航空機モニタリング結果です。今のところ、福島県、宮城県、栃木県の測定結果が出ているようです。茨城県は現在、測定マップ作成中のようです。東北、関東、長野、静岡など東日本全域での一刻も早い測定が待たれます。

(9/28 茨城、栃木、群馬県分を追加、9/30 埼玉、千葉分を追加、10/8東京・神奈川分を追加、地図変更、10/10 リンク追加、10/12 新潟・秋田分を追加)





こちらのサイトに出ている放射能ルート(仮説)を見ると、なぜ汚染がこのようにまばらなのか理解する助けになります。 (【地図】早川教授の福島第一原発から漏れた放射能汚染ルートとタイミング地図と文科省航空機モニタリング地図)