2011年10月2日日曜日

甘いのでは?欧州原発 ストレステスト第一段階「合格」

毎日新聞より(青字化筆者)


ストレステスト:欧州全原子炉「合格」 第1段階、事業者自己採点甘く

【ブリュッセル共同】東京電力福島第1原発事故を受け、欧州連合(EU)が6月に開始した域内の全原子炉に対するストレステスト(安全評価)のう ち、各国の原発事業者が「自己採点」する第1段階が終了、どの原発も設計時の想定を上回る大地震、洪水などが起きても耐えられるとの判断を事業者側が示し たことが1日、分かった。原発閉鎖などの措置が必要となる深刻な欠陥の指摘はなく「自己採点は甘くなる」との懸念を裏付けた形だ。
次の段階では各国の原子力監督当局によるチェック、さらにEU27カ国の監督当局による相互チェックが控える。ストレステストを統括する欧州委員会は、来年6月には「信頼できる最終報告書を出す」と話している。
電力の7割以上を原発に頼るフランスの事業者の回答をまとめた報告は「福島のような事態に陥るリスクは無視してよい」と結論付けた。英国の事業者 も原子炉の構造に「根本的な弱点はない」と断言。どの事業者も想定を上回る災害や事故に備え、既に原発の構造上の耐性強化に着手したという。
EU域内で稼働する計143基の原子炉を有する14カ国の原発事業者は、ストレステストの第1段階として、欧州委と各国監督当局が策定した大地 震、津波や洪水、飛行機の衝突、原発付近での大規模な爆発事故が起きた場合の影響などに関する質問事項をコンピューターによる数値計算で解析した。
毎日新聞 2011年10月2日 東京朝刊

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