ラベル チェリノブイリ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル チェリノブイリ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012年9月12日水曜日

福島:子供の甲状腺がん1人確認/甲状腺異常に関する医師の意見書

福島の子供から甲状腺がんが発見されました。原発事故との関連は不明です。

ただ、「内部被ばくのあったチェルノブイ リ事故でさえ甲状腺がんは発生まで最短で4年」とありますが、チェリノブイリは旧ソ連統治下で、事故直後から数年間のデータは明らかになってなかったので、発症まで4年かかったという言い方は正確ではないという指摘あり。

福島民報より(青字化筆者)

甲状腺がん1人確認 福島医大「放射線の影響ない」


11日に福島市で開かれた県民健康管理調査検討委員会で、福島医大は子どもを対象とする甲状腺検査について、二次検査の結果、1人の甲状腺がんが確認されたと報告した。検査で甲状腺がんが見つかるのは初めて。福島医大は「放射線の影響ではない」としている。 
甲状腺検査は東京電力福島第一原発事故時に18歳以下だった子ども約36万人が対象で、検査結果が判明したのはこれまでに約8万人
 今回、甲状腺がんが見つかったのは平成23年度実施分の二次検査。23年度は双葉郡8町村と伊達市、南相馬市、田村市、川俣町、飯舘村の13市町村の3万8114人で一次検査を実施した。
 186人から5.1ミリ以上のしこりなどが確認され、二次検査対象(B判定)となった。検査を終えた38人のうち、超音波検査や細胞を吸引して詳細に調べた結果、1人が甲状腺がんと確認された。それ以外は良性だった。
 福島医大は対象者についてプライバシー保護の観点から性別や年齢、住所、被ばく線量などを公表していない。
 福島医大は24年度の一次検査結果も公表した。福島市の4万2060人を検査し、「直ちに二次検査を要する」(C判定)と判定された県民はいなかった。二次検査対象は239人で全体の0.6%。23、24年度では425人に上る。
 しこりなどが見られない「A1判定」は2万3702人で全体の56.3%、5.0ミリ以下のしこりなどがある「A2判定」は1万8119人で43.1%だった。

■「高い外部被ばくない」福島医大鈴木教授
  甲状腺検査で甲状腺がんが見つかったことについて、調査を担当する県民健康管理調査検討委員会の鈴木真一福島医大教授は「内部被ばくのあったチェルノブイ リ事故でさえ甲状腺がんは発生まで最短で4年。本県では広島や長崎のような高い外部被ばくも起きていない。事故後1年半しか経過していない本県では、放射 線の影響とは考えられない」と東京電力福島第一原発事故の影響を否定した。 
 検討委の座長を務める山下俊一福島医大副学長も検討委として同様の見解を示した。
  鈴木教授らによると、子どもの甲状腺がんの頻度は100万人に1~2人といわれるが、通常はしこりを感じる本人の自覚症状などで数センチ大になってから見つかるケースが多いという。今回のように18歳以下全ての子どもを対象に精度の高い超音波検査を実施した例がなく、「比較はできない」としている。
 首都大学東京大学院放射線科学域長の福士政広教授は「甲状腺がんの進行は遅く、現段階で原発事故の放射性ヨウ素を原因とする症状が出ることは考えられない。今回症状が確認された人は原発事故以前から発症していたはずだ」と指摘する。
 (


甲状腺に異常が見られた子供は非常に多いです。

 しこりなどが見られない「A1判定」は2万3702人で全体の56.3%、
このことについて、ある内科医の方が意見書を出しています。ぜひ目を通してください。

http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/kou131Matsuzaki-opinion.pdf

2011年8月11日木曜日

動画:ニュースにだまされるな8/6「放射能汚染 なぜ拡大したのか」児玉教授など

朝日ニューススター「ニュースにだまされるな」の動画がyoutubeにありました。

この回は、国会に参考人として呼ばれ、多くの人の心を打った児玉龍彦氏(東京大学先端科学技術研究センター教授)やチェリノブイリ子ども基金に属する小児科医の黒部信一氏、3月末に福島原発事故の深刻さを訴える緊急提言を出した元日本原子力学会長の田中俊一氏などが出演しています。それぞれの専門や経験から意見を述べていて、とても参考になります。

もし、見逃していたら、ぜひ見てください。

朝日ニューススターHPより

8/6(土) 夜10:00~11:55ほか 放射能汚染 なぜ拡大したのか

福島第一原発事故から5ヶ月・・・
放射能汚染はなぜ広がったのか。
国や東電の隠蔽が拡大につながった可能性はないのか。
わたしたちはこれから被曝にどのように対応すればいいのか。
補償をどのように考えるべきか。
福島で除染に取り組む研究者らと考えます!

ゲスト 田中俊一(元日本原子力学会長)
児玉龍彦(東京大学先端科学技術研究センター教授)
黒部信一(小児科医)
菅井益郎(國學院大學教授)













2011年7月14日木曜日

内部被ばくを徹底検証

BSフジLIVE プライムニュース 7/4 「内部被ばくを徹底検証」
下記リンクで見られます。必見です。
http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d110704_0

ただ、おそらく7/14,15日くらいまでしか見られないと思うので、とても重要と思うポイントについてまとめておきました。また、番組のHPにまとめも出るはずです。

内部被ばくは数値が低いといって安心できないこと、政府の中には、原発、放射能と共存するために汚染のひどいものとそうでないものを混ぜて、みんなで汚染と共存しようという考え方をある程度必要と見ていることがわかります。本当に恐ろしい。


Q:福島市の子ども10人の尿からセシウムが出た件(セシウム134が最大1.13ベクレル/ℓ、セシウム137が最大1.30ベクレル/ℓ)について値が微量なため健康に影響がないと言われているが本当にそうなのか?


A:北海道がんセンター院長 西尾正道氏
・シーベルトに換算するとそんなに小さな数字ではない。
・微量の放射性物質が体に留まるということは、その留まった箇所にはずっと影響を与える。数値が小さく出るのは、体全部に対して平均するからである。見かけ上の数値は小さくなる。ただ、体のある部分に残留している放射線の影響はしっかりある。その部分で、ガン化したり、細胞に異常をきたしたりすることは十分にある。数字が小さいからたいしたことがないとは言えない。それが外部被ばくと内部被ばくの決定的な違い。
・また、事故から100日経ってから、測定したということは、体の中の放射線の96%はすぐになくなってしまっている。その分の被ばくは隠してしまったということになる。
現在50~60代の人は過去の核実験やチェリノブイリなどの影響で検査すればセシウムは未だに微量に出るが、子どもから出るのは異常。福島原発による内部被ばくをしているとしっかり認識すべし。

Q:チェリノブイリの視察をして学んだことは?

A:農林水産副大臣 篠原孝氏
・チェリノブイリ事故後、非常に神経を使っていたのは吸引による内部被ばく。農作地帯では作付け制限をしたが、それは食べられるものができないというだけでなく、農民が放射能を帯びた粉塵を吸い込むことを避けるため。
・砂埃を吸い込むことには非常に気をつけなければならない。日本は雨が多いから、それほど砂埃は上がらないが、学校の校庭などはかちんかちんなので砂埃が上がる。
・チェリノブイリ事故当時、キエフにいた子ども24万人(小学生・中学生全員)は3ヶ月保養地に原発疎開をしていた。

Q:日本でも原発疎開すべきか?


A:北海道がんセンター院長 西尾正道氏
日本でも詳細な放射線の実測値を出して、各家庭が家族構成に合わせて一時避難できるようにすべし。

Q:子どもの給食について。

A:農林水産副大臣 篠原孝氏
農林水産省は「福島を食べて応援」と言っているが、それは子どもたちにはあてはめるべきではない。大人たちはある程度、原発、放射能と共存しなければならない。
日本じゃ到底無理だが、ウクライナでは汚染の激しい牛乳とそうじゃない牛乳を混ぜて、ミルク、バター、チーズを作っている。混ぜて放射能の濃度を薄くなるからいいわけです。そういう「知恵」も必要だと言われている。なぜかというと、汚染された土地で一切農業をやってはいけないというのは酷ですから。日本では倫理的に許されないことだろうが、ウクライナでは放射能と共存するための「知恵」として認められている。そういう「知恵」も必要だと思う。我々は放射能に対してすごい拒絶感があるわけですが、相当汚染された国ではもう仕方がないと。

 

2011年6月7日火曜日

映像:チェルノブイリ「フクシマ」への教訓

高世 仁さんというジャーナリストによるチェリノブイリ取材です。テレビが取り上げてくれないのでyoutubeに載せているということです。福島原発事故の後に取材しているので、すべてがとてもリアルというか、生々しく感じられます。チェリノブイリ被害者の証言は衝撃的です。そして、25年経っても決して風化できない痛みが感じられます。
これを見て、一刻も早く福島と周辺地域の汚染の実態を調査し、明らかにすべきだという思いが強まりました。チェリノブイリ被害者と同じ思いをする人が出るのを何とか食い止めなければならないと思います。

より抜粋:
原発事故から25年、チェルノブイリはどうなっているのか。福島原発事故の直後にジャーナリスト・高世 仁(ジン・ネット代表)が現地取材。独自映像を5本シリーズで公開する。取材VTR終了後、高世の解説付き。