2012年8月22日水曜日

プルトニウム:福島10箇所で新たに検出

(以下、青字化筆者)

毎日新聞より:

プルトニウム:福島10地点、新たに検出

毎日新聞 2012年08月21日 21時57分(最終更新 08月22日 00時03分)
 文部科学省は21日、東京電力福島第1原発100キロ圏内の62地点の土壌に含まれるプルトニウム2次 調査結果を発表した。前回の検出地点の近くを中心に調べ、福島県南相馬市原町区の旧緊急時避難準備区域2地点で初検出するなど、飯舘村、浪江町、大熊町の 計10地点から新たに事故で放出されたと見られるプルトニウム238、239、240を検出した。
 他の地点でもプルトニウムを検出したが、半減期の短い238の比率が低いため、原発事故の影響か特定できないという。
 今回は、昨年9月発表の前回調査で検出された6地点の近くを中心に調べた。原発から32.5キロの地点(前回は45キロ)が今回検出した中で最も遠かった。
 また、初調査したプルトニウム241が浪江町、双葉町の計3地点で検出された。これら3地点は前回調査で原発事故によると見られるプルトニウム238、239、240も検出していた。
検出された最大濃度は、238が土壌1平方メートル当たり11ベクレル(浪江町)、239と240の合計で同19ベクレル(南相馬市)、241が同150 ベクレル(浪江町)。同省はこれら地点の50年間の被ばく量は0.2ミリシーベルト未満で、人体などへの影響は放射性セシウムに比べてはるかに小さいとし ている。【乾達】

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上の毎日の記事では、原発事故由来かどうか判断する基準が書いてないけど、福島民友の記事には書いてあったので転載:

 福島民友より
 県内10地点で「プルトニウム238」検出 原発事故で拡散
 
文部科学省は21日、飯舘、大熊、浪江、南相馬の4市町村計10地点の土壌から、東京電力福島第1 原発事故に伴うとみられるプルトニウム238を検出したと発表した。うち南相馬市では2地点で事故に伴うとみられるプルトニウムが初めて検出された。文科 省は「事故後50年間の積算被ばく線量はセシウムに比べ少なく、健康への影響も小さい」としている。
 福島第1原発事故に伴うとみられるプルトニウムについて文科省は、プルトニウム239+240の検出値に対するプルトニウム238の検出値の比率が 0.053を超える地点の可能性が高いとした。今回の調査でこの比率を超えたのは10地点。ほかの検出地点は、過去の核実験により放出されたプルトニウム の可能性が高いという。
 10地点のうち、第1原発から最も遠いのは飯舘村で原発から約33キロ離れている。10地点のプルトニウム238の検出値は1平方メートル当たり0.44~11ベクレル。
(2012年8月22日 福島民友ニュース)


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上記の報道の元となる土壌調査の結果を文科省が出しています。それにしても、いつもながら結果発表が遅すぎる気がする文科省。もっと早くできたのでは?

文科省 平成24年8 月21 日 報道発表:

文部科学省による、プルトニウム238、239+240、241 の核種分析の結果(第2 次調査)について
昨年12 月6 日から実施してきました、東京電力㈱福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の第2 次分布状況等調査のうち、プルトニウム238、239+240、241 の核種分析の結果がまとまったので、お知らせします。
続きはこちらのPDFにて。



原発パブコメの公開


国家戦略室のHP(http://www.npu.go.jp/policy/policy09/archive11.html)にて、
8月12日まで募集されていた「エネルギー・環境に関する選択肢」に対するパブリックコメントのうち、1万件分が公開されています。残りの7万件についても準備ができ次第、随時公開していくようです。

[パブリックコメント]

2012年8月16日木曜日

原発のパブコメ 9万件弱

原発比率 意見公募8万9124件 異例の件数 関心の高さ顕著

 内閣府国家戦略室は十五日、二〇三〇年の原発比率をめぐり、政府が示した三つの選択肢への意見公募(パブリックコメント)に寄せられた声が計八万九千百二十四件に上ったと発表した。意見公募としては異例の件数で、原発やエネルギー問題への国民の関心の高さを示した。

 内訳は、インターネットを通じたものが五万九千三十四件、郵送が九千六百二十四件、ファクスが二万四百六十六件だった。意見の内容や傾向は、原発をめぐる「国民的議論」の結果を分析するため政府が新設する専門家会合で近く公表される。

 七~八月に開いた国民の意見を聴く会などでは原発ゼロを支持する声が多数を占めており、意見公募も同様の傾向とみられる。


関連記事:

8/12締切パブリックコメント:「エネルギーと環境に関する選択肢」

2012年8月2日木曜日

8/12締切パブリックコメント:「エネルギーと環境に関する選択肢」


政府は、東日本大震災及び 東京電力福島第一原子発電所の事故を踏まえ、エネルギー・環境戦略の見直しを行っています。 


2030年のエネルギー・環境に関する3つ選択肢(原発依存度①ゼロシナリオ② 15% シナリオ、③ 20 ~25% シナリオ) を取りまとめました。

この中のどれを選ぶかについて、8月12日までパブリックコメント募集中です。


パブコメを書く場合はこちらから
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702.pdf


各シナリオの説明はこちら
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120713/gaiyo.pdf





今回の「エネルギーと環境に関する選択肢」を考える上で、
多くの方が知りたいと思う、あるいは疑問に思う点についてまとめているサイト

→「原発ゼロの未来をつくる。国民的議論の場 NO NUKES」

2012年7月25日水曜日

福島原発事故由来のストロンチウム、10都県で検出

1年以上も経って、福島原発事故直後よりストロンチウム90の汚染が10都県で確認されていたことを文科省が発表しました。


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朝日新聞デジタルより(青字化筆者)

福島原発事故由来のストロンチウム、10都県で初確認


 東京電力福島第一原発の事故後、大気中に放出された放射性ストロンチウム90が福島、宮城両県以外の10都県で確認された。文部科学省が24日発表し た。茨城県では、2000年から事故前までの国内の最大値を20倍上回る1平方メートルあたり6ベクレルが検出された。これは大気圏内核実験が盛んだった 1960年代に国内で観測された最大値の60分の1程度になる。 
 
 原発事故が原因と確認されたのは岩手、秋田、山形、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川の10都県。いずれも昨年3~4月に観測された。事故で 放射性セシウムが広範囲に拡散したことから、ストロンチウム90についても拡散が予想されていたが、国の調査で、宮城、福島両県以外で原発事故によるストロンチウム90が確認されたのは初めて。 

 文科省が発表したのは、1カ月間に屋外の容器に降下してたまったちりに含まれるストロンチウム90の量。2010年4月から11年12月にかけ、47都道府県の測定所で月ごとに調べた。 

 1平方メートルあたりの降下量が最も多かったのは茨城県(測定所・ひたちなか市)で6.0ベクレル。群馬県(前橋市)の1.9ベクレル、山形県(山形市)の1.6ベクレルと続いた。10都県で原発から最も遠い神奈川県(茅ケ崎市)は0.47ベクレルだった。 
 
 00年から原発事故までの最大値は06年2月に北海道で観測された0.30ベクレルで、茨城県の観測値はその20倍。10都県の値はいずれも0.30ベクレルを上回り、事故直後に観測されたため、原発から放出されたものと判断した。 

 過去のストロンチウム90の観測値は、1963年の仙台市での358ベクレルが最高。核実験の実施回数が減り、その後は減少を続けたが、86年、旧ソ連 のチェルノブイリ原発事故の影響で一時上昇し、秋田県で6.1ベクレルを観測した。今回の茨城県もほぼ同じ値で、健康への影響はほぼないと専門家はみてい る。 

 文科省によると、宮城県は津波の影響で測定施設のデータが修復できず、福島県は施設が警戒区域内にあって分析環境が整わず、いずれも公表できなかった。 ただ、福島県分は今後集計する。両県では、昨年6月の文科省の土壌調査で原発から放出されたストロンチウムが確認されている。 

 文科省はこれまで、ストロンチウム90の降下量をほぼ1年遅れで発表しており、昨年3月の観測値は今年1~3月ごろに公表されるはずだった。公表が遅れた理由について、文科省の担当者は「事故の影響でセシウムやヨウ素など主要な核種の検査を優先したため、ストロンチウムの分析が遅れた」と説明している。 (石塚広志) 

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英語の情報はEX-SKFさんのブログにあります。
 

Tuesday, July 24, 2012

Now They Tell Us: Ministry of Education Says Strontium-90 of #Fukushima Origin Found in 10 Prefectures


It took about 15 to 16 months for the Ministry of Education and Science or MEXT (the very name is a joke at this point) to announce radioactive strontium (Sr-90) was widely dispersed from the broken reactors at Fukushima I Nuclear Power Plant last year in 10 prefectures in Kanto and Tohoku, to the levels last seen in the Chernobyl accident.

Caveat is that it excludes Fukushima and Miyagi, probably the two most contaminated with radioactive fallout from the Fukushima accident. MEXT's excuse is that the stations in these prefectures have been damaged by the earthquake/tsunami.
 

2012年6月13日水曜日

免震棟、9原発で未整備

大飯原発など、各地の免震棟のない原発を動かすのは違法にすべきだと思う。免震棟のない原発を動かすなんて危機管理を無視しているとしか言いようがない。

中国新聞より(青字化筆者)
'12/6/13

免震棟、9原発で未整備 安全対策遅れ浮き彫り

 原発事故が起きた際に現場の対応拠点となり、東京電力福島第1原発事故でも活用されている免震重要棟について、全国17カ所の原発のうち9カ所で 現在も設置されていないことが13日、電力各社への取材で分かった。史上最悪レベルとなった福島の事故後も電力会社の安全対策が進んでいない現状が浮き彫 りになった。
 このうち関西電力では、福井県内に保有する大飯(おおい町)、美浜(美浜町)、高浜(高浜町)のいずれでも免震棟がない状態が続いている。大飯 3、4号機では2016年3月末までに、美浜、高浜は17年3月末までに完成予定で、関電は完成まで「地下にある緊急時対策所で対応する」としている。
 九州電力は玄海(佐賀県玄海町)、川内(鹿児島県薩摩川内市)とも整備計画すら具体化していない。今後、着工する北海道電力泊(北海道泊村)、東 北電力東通(青森県東通村)、中国電力島根(松江市)の各原発は16年3月末~17年3月末までの完成を目指す。既に着工している北陸電力志賀(石川県志 賀町)は来年3月末までに完成予定だ。
 免震棟は07年の新潟県中越沖地震で東電柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の事務棟が被災して使えなくなったことを教訓に東電などが設置を決 めた。震度7クラスの地震に耐え、発電機やテレビ会議室を備える。深刻な事故が起きた場合、現場の対応拠点となる建物がなければ、作業員は高い放射線にさ らされ続けることになる。
 東電は福島第1、第2、柏崎刈羽の3原発で設置済み。ほかに東北電力女川(宮城県女川町)、中部電力浜岡(静岡県御前崎市)、四国電力伊方(愛媛県伊方町)、日本原子力発電東海第2(茨城県東海村)、敦賀(福井県敦賀市)の各原発でも、中越沖地震をきっかけに設置した。
 東電の清水正孝しみず・まさたか前社長は今月8日、国会事故調の参考人聴取で「あれ(免震重要棟)がなかったら、と思うとぞっとする」と話していた。

2012年6月9日土曜日

東京23区の清掃工場で瓦礫焼却中

東京都は平成25年度末までの3年間で約50万トンの災害廃棄物の受入れを予定しています。

東京都23区の6月の災害瓦礫受け入れ計画では、

新江東清掃工場、足立清掃工場、光が丘清掃工場、大田清掃工場、墨田清掃工場、港清掃工場、中央清掃工場、板橋清掃工場、品川清掃工場、葛飾清掃工場、世田谷清掃工場
において焼却するということです。一部の清掃工場では3月から焼却し続けているようです。

詳しくは以下を参照ください。

東京二十三区清掃一部事務組合 災害廃棄物の受入計画(6月分)について

災害廃棄物の受入計画(5月分)について(PDF:95KB)

災害廃棄物の受入計画(4月分)について(PDF:90KB)

災害廃棄物の受入計画(3月分)について(PDF:90KB)


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6月から受け入れ・焼却を始める世田谷区の「宮城県女川町災害廃棄物受入れにかかる住民説明会」の資料によると、

災害廃棄物の放射能濃度は、1kgあたり133ベクレルでした。
焼却灰の放射能濃度は、現地の焼却施設で可燃ごみに災害廃棄物を20%混合して焼却した結果が、1kgあたり2,300ベクレルであり、可燃ごみのみを焼却した場合は2,200ベクレルでした。
また、混合焼却時も、通常時も排ガスから放射能濃度は検出されませんでした。
瓦礫を20%混ぜた結果、焼却灰が100ベクレル/1kg上がったということですね。また、付着している放射性物質の核種はどうなのでしょうか。セシウム以外は情報がないように思います。そして、そもそも可燃ゴミだけ2,200ベクレルあるということも気にした方がよいように思います。

世田谷清掃工場の女川の瓦礫焼却予定です。世田谷清掃工場は砧公園の真横です。

受入時期 6月11日(月)から6月16日(土)、6月18日(月)から6月23日(土)
1日あたりの平均受入量 12トン



世田谷こども守る会の掲示板