2012年9月11日火曜日

日本海側海底から放射性セシウム 新潟・信濃川河口

阿賀野川に続き、信濃川の河口の海底土にもセシウムが出てしまいました。阿賀野川、信濃川ともに河口は日本海です。信濃川の流域はほぼ長野、新潟ですが、一部の源流が群馬にもある模様。

朝日新聞より

日本海側海底から放射性セシウム 新潟・信濃川河口

2012年9月11日(火)11:20
東京電力福島第一原発から200キロ離れた日本海側の信濃川河口の海底土にも、事故によるとみられる放射性セシウムが積もっていることが近畿大などの調査でわかった。濃度は東京湾の荒川河口と同程度。13日から静岡市で開かれる日本海洋学会で発表する。
 近畿大の山崎秀夫教授(環境解析学)らは昨年8月に信濃川の大河津分水河口付近の新潟県長岡市の海岸で水深15メートル、20メートル、30メートルの海底の土を取り、深さ1センチごとの濃度を調べた。
 水深30メートル地点では海底面から深さ2~3センチの濃度が最も高く、乾燥重量1キロあたり約460ベクレル。大気圏内核実験などによる過去の汚染の数十倍の濃度で、昨年8月に東京湾の荒川河口付近で採取した海底土も同様に最大400ベクレル台だった。

2012年9月6日木曜日

原発の非持続可能性~核燃料プールで数年で満杯


東京新聞より

核燃料プール 数年で満杯 6割が運転不可に

2012年9月4日 07時03分
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 全国の原発五十基のうち約六割の三十三基が、数年間稼働させれば使用済み核燃料プールが満杯になり、動かせなくなることが、各電力会社への取材で 分かった。新たに中間貯蔵施設を造るには十年はかかり、使用済み核燃料を再処理しても、核のごみは減らず、再生される混合酸化物燃料(MOX燃料)は使う 計画がない。原発の抱える深刻な問題がはっきりした。
 本紙は、原発を保有する九つの電力会社と日本原子力発電(原電)に、各原発のプールの空き容量のほか、一年(通常、原発の定期検査の間隔は十三カ月)ごとの核燃料交換の実績値を取材。そのデータから、各プールがあと何年で満杯になるかを計算した。
 これまでプールの空き容量は三割強あり、当面は何とかなるとされてきたが、個別に見ると状況はもっと厳しかった。
 東京電力の福島第一5、6号機(福島県)や柏崎刈羽6、7号機(新潟県)は既にほぼ満杯。同社と原電は共同出資して青森県むつ市に中間貯蔵施設を建設中だが、まだ完成していない。仮に完成しても、六年ほどでいっぱいになる。
  中部電力浜岡3、4号機(静岡県)、関西電力美浜1、2号機、大飯1、2号機、高浜1、2号機(いずれも福井県)などは一~三年分の空き容量しかない。新 しい号機のプールは比較的余裕があるものの、ほかの号機の使用済み核燃料を受け入れると五年前後で満杯になってしまう状況だった。
 東電と原電以外は、再処理工場(青森県六ケ所村)の貯蔵プールを活用したいところだが、既に97%以上が埋まっている。中間貯蔵施設を新設することも考えられるが、むつ市の事例も計画からほぼ完成まで十二年を要しており、とても各原発の厳しい状況には間に合わない。
 十二年分以上の残り容量があるのは、北海道電力泊3号機(北海道)、四国電力伊方3号機(愛媛県)、九州電力川内1号機(鹿児島県)の三基だけだった。
<使 用済み核燃料> 原発は定期検査ごとに原子炉内の核燃料をすべて取り出し、4分の1から3分の1程度を交換し、再び炉に戻される。交換作業が問題なく進む よう、使用済み核燃料プールには1炉心分強の空きスペースが必要とされる。使用済み核燃料といっても長期間、放射線と熱を発し続けるため、貯蔵プールでの 継続的な冷却が欠かせない。
(東京新聞)

2012年8月22日水曜日

プルトニウム:福島10箇所で新たに検出

(以下、青字化筆者)

毎日新聞より:

プルトニウム:福島10地点、新たに検出

毎日新聞 2012年08月21日 21時57分(最終更新 08月22日 00時03分)
 文部科学省は21日、東京電力福島第1原発100キロ圏内の62地点の土壌に含まれるプルトニウム2次 調査結果を発表した。前回の検出地点の近くを中心に調べ、福島県南相馬市原町区の旧緊急時避難準備区域2地点で初検出するなど、飯舘村、浪江町、大熊町の 計10地点から新たに事故で放出されたと見られるプルトニウム238、239、240を検出した。
 他の地点でもプルトニウムを検出したが、半減期の短い238の比率が低いため、原発事故の影響か特定できないという。
 今回は、昨年9月発表の前回調査で検出された6地点の近くを中心に調べた。原発から32.5キロの地点(前回は45キロ)が今回検出した中で最も遠かった。
 また、初調査したプルトニウム241が浪江町、双葉町の計3地点で検出された。これら3地点は前回調査で原発事故によると見られるプルトニウム238、239、240も検出していた。
検出された最大濃度は、238が土壌1平方メートル当たり11ベクレル(浪江町)、239と240の合計で同19ベクレル(南相馬市)、241が同150 ベクレル(浪江町)。同省はこれら地点の50年間の被ばく量は0.2ミリシーベルト未満で、人体などへの影響は放射性セシウムに比べてはるかに小さいとし ている。【乾達】

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上の毎日の記事では、原発事故由来かどうか判断する基準が書いてないけど、福島民友の記事には書いてあったので転載:

 福島民友より
 県内10地点で「プルトニウム238」検出 原発事故で拡散
 
文部科学省は21日、飯舘、大熊、浪江、南相馬の4市町村計10地点の土壌から、東京電力福島第1 原発事故に伴うとみられるプルトニウム238を検出したと発表した。うち南相馬市では2地点で事故に伴うとみられるプルトニウムが初めて検出された。文科 省は「事故後50年間の積算被ばく線量はセシウムに比べ少なく、健康への影響も小さい」としている。
 福島第1原発事故に伴うとみられるプルトニウムについて文科省は、プルトニウム239+240の検出値に対するプルトニウム238の検出値の比率が 0.053を超える地点の可能性が高いとした。今回の調査でこの比率を超えたのは10地点。ほかの検出地点は、過去の核実験により放出されたプルトニウム の可能性が高いという。
 10地点のうち、第1原発から最も遠いのは飯舘村で原発から約33キロ離れている。10地点のプルトニウム238の検出値は1平方メートル当たり0.44~11ベクレル。
(2012年8月22日 福島民友ニュース)


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上記の報道の元となる土壌調査の結果を文科省が出しています。それにしても、いつもながら結果発表が遅すぎる気がする文科省。もっと早くできたのでは?

文科省 平成24年8 月21 日 報道発表

文部科学省による、プルトニウム238、239+240、241 の核種分析の結果(第2 次調査)について
昨年12 月6 日から実施してきました、東京電力㈱福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の第2 次分布状況等調査のうち、プルトニウム238、239+240、241 の核種分析の結果がまとまったので、お知らせします。
続きはこちらのPDFにて。



原発パブコメの公開


国家戦略室のHP(http://www.npu.go.jp/policy/policy09/archive11.html)にて、
8月12日まで募集されていた「エネルギー・環境に関する選択肢」に対するパブリックコメントのうち、1万件分が公開されています。残りの7万件についても準備ができ次第、随時公開していくようです。

[パブリックコメント]

2012年8月16日木曜日

原発のパブコメ 9万件弱

原発比率 意見公募8万9124件 異例の件数 関心の高さ顕著

 内閣府国家戦略室は十五日、二〇三〇年の原発比率をめぐり、政府が示した三つの選択肢への意見公募(パブリックコメント)に寄せられた声が計八万九千百二十四件に上ったと発表した。意見公募としては異例の件数で、原発やエネルギー問題への国民の関心の高さを示した。

 内訳は、インターネットを通じたものが五万九千三十四件、郵送が九千六百二十四件、ファクスが二万四百六十六件だった。意見の内容や傾向は、原発をめぐる「国民的議論」の結果を分析するため政府が新設する専門家会合で近く公表される。

 七~八月に開いた国民の意見を聴く会などでは原発ゼロを支持する声が多数を占めており、意見公募も同様の傾向とみられる。


関連記事:

8/12締切パブリックコメント:「エネルギーと環境に関する選択肢」

2012年8月2日木曜日

8/12締切パブリックコメント:「エネルギーと環境に関する選択肢」


政府は、東日本大震災及び 東京電力福島第一原子発電所の事故を踏まえ、エネルギー・環境戦略の見直しを行っています。 


2030年のエネルギー・環境に関する3つ選択肢(原発依存度①ゼロシナリオ② 15% シナリオ、③ 20 ~25% シナリオ) を取りまとめました。

この中のどれを選ぶかについて、8月12日までパブリックコメント募集中です。


パブコメを書く場合はこちらから
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702.pdf


各シナリオの説明はこちら
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120713/gaiyo.pdf





今回の「エネルギーと環境に関する選択肢」を考える上で、
多くの方が知りたいと思う、あるいは疑問に思う点についてまとめているサイト

「原発ゼロの未来をつくる。国民的議論の場 NO NUKES」

2012年7月25日水曜日

福島原発事故由来のストロンチウム、10都県で検出

1年以上も経って、福島原発事故直後よりストロンチウム90の汚染が10都県で確認されていたことを文科省が発表しました。


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朝日新聞デジタルより(青字化筆者)

福島原発事故由来のストロンチウム、10都県で初確認


 東京電力福島第一原発の事故後、大気中に放出された放射性ストロンチウム90が福島、宮城両県以外の10都県で確認された。文部科学省が24日発表し た。茨城県では、2000年から事故前までの国内の最大値を20倍上回る1平方メートルあたり6ベクレルが検出された。これは大気圏内核実験が盛んだった 1960年代に国内で観測された最大値の60分の1程度になる。 
 
 原発事故が原因と確認されたのは岩手、秋田、山形、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川の10都県。いずれも昨年3~4月に観測された。事故で 放射性セシウムが広範囲に拡散したことから、ストロンチウム90についても拡散が予想されていたが、国の調査で、宮城、福島両県以外で原発事故によるストロンチウム90が確認されたのは初めて。 

 文科省が発表したのは、1カ月間に屋外の容器に降下してたまったちりに含まれるストロンチウム90の量。2010年4月から11年12月にかけ、47都道府県の測定所で月ごとに調べた。 

 1平方メートルあたりの降下量が最も多かったのは茨城県(測定所・ひたちなか市)で6.0ベクレル。群馬県(前橋市)の1.9ベクレル、山形県(山形市)の1.6ベクレルと続いた。10都県で原発から最も遠い神奈川県(茅ケ崎市)は0.47ベクレルだった。 
 
 00年から原発事故までの最大値は06年2月に北海道で観測された0.30ベクレルで、茨城県の観測値はその20倍。10都県の値はいずれも0.30ベクレルを上回り、事故直後に観測されたため、原発から放出されたものと判断した。 

 過去のストロンチウム90の観測値は、1963年の仙台市での358ベクレルが最高。核実験の実施回数が減り、その後は減少を続けたが、86年、旧ソ連 のチェルノブイリ原発事故の影響で一時上昇し、秋田県で6.1ベクレルを観測した。今回の茨城県もほぼ同じ値で、健康への影響はほぼないと専門家はみてい る。 

 文科省によると、宮城県は津波の影響で測定施設のデータが修復できず、福島県は施設が警戒区域内にあって分析環境が整わず、いずれも公表できなかった。 ただ、福島県分は今後集計する。両県では、昨年6月の文科省の土壌調査で原発から放出されたストロンチウムが確認されている。 

 文科省はこれまで、ストロンチウム90の降下量をほぼ1年遅れで発表しており、昨年3月の観測値は今年1~3月ごろに公表されるはずだった。公表が遅れた理由について、文科省の担当者は「事故の影響でセシウムやヨウ素など主要な核種の検査を優先したため、ストロンチウムの分析が遅れた」と説明している。 (石塚広志) 

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英語の情報はEX-SKFさんのブログにあります。
 

Tuesday, July 24, 2012

Now They Tell Us: Ministry of Education Says Strontium-90 of #Fukushima Origin Found in 10 Prefectures


It took about 15 to 16 months for the Ministry of Education and Science or MEXT (the very name is a joke at this point) to announce radioactive strontium (Sr-90) was widely dispersed from the broken reactors at Fukushima I Nuclear Power Plant last year in 10 prefectures in Kanto and Tohoku, to the levels last seen in the Chernobyl accident.

Caveat is that it excludes Fukushima and Miyagi, probably the two most contaminated with radioactive fallout from the Fukushima accident. MEXT's excuse is that the stations in these prefectures have been damaged by the earthquake/tsunami.