2011年5月24日火曜日

福島原発たまり水よりストロンチウム検出とその影響

5/20に
ストロンチウムなどの放射線核種のモニタリングの必要性
という記事を書きましたが、22日、東電が福島原発の地下たまり水から、多量のストロンチウムも測定されていたことを明らかにしました。
-------------------------------------------------------------------------------------
以下に関連記事をリンクします。

三重大学の勝川教授のブログに
「海洋の放射性ストロンチウムの放出について」という記事があります。
http://katukawa.com/?p=4422

書き出しだけ引用します。

ストロンチウムは、ヨウ素、セシウムと並ぶ主要な被曝源です。海洋に排出されたストロンチウムは、主に魚の骨や貝殻に吸収されます。ひとたび吸収されたストロンチウムは、なかなか排出されません。成長期の子供が食べると骨に取り込まれるので、注意を払う必要があります。 

また、講談社の現代ビジネスにはこんな記事も。
ダダ漏れなのか! ストロンチウム90が海を殺す恐怖東電の情報操作にはもうウンザリだ! http://gendai.ismedia.jp/articles/-/5170?page=3

書き出し部分を引用:
「ストロンチウム89、90はカルシウムと同じ働きをして骨に沈着し、造血器官に直接ベータ線を当てるので、白血病やがんの原因になります。体内に入った セシウムは約100日で半分に減りますが、ストロンチウム90は半分に減るまでに約3000日掛かるとされています。ストロンチウムが沈着する骨はセシウ ムが沈着する筋肉に比べて代謝が遅いため、体内被曝においてはストロンチウムのほうがより危険なのです」

0 件のコメント: