東京電力が5/15午前中の会見で3号機にホウ酸水を投入すると発表しました。
当ブログでは、状況を逐一アップするつもりはないのですが、なぜか夕方になっても、大手メディア各社で報道されていないようなので、アップしました。
東電松本氏
「今現在臨界しているわけではないが、海水をどんどん希釈していて、塩素という毒物の減少、中性子を吸収するものが少なくなっているので、念のため入れたい」
東電会見 2分44秒過ぎにあり
→http://www.ustream.tv/recorded/14711424
これは再臨界を恐れているから?
1 件のコメント:
読売新聞に出ました。
(2011年5月15日22時02分)
「3号機にホウ酸注入、再臨界防止に1・2号機も」
東京電力は15日、福島第一原子力発電所3号機の原子炉で再臨界が起きないよう、原子炉の冷却水に、中性子線を吸収するホウ酸を溶かした上で、同日から原子炉への注水を始めたと発表した。
1、2号機も今後、同じ措置を取る。
再臨界は連続的な核分裂が再び起こる現象。1~3号機の原子炉圧力容器には当初、冷却のために海水を注入した経緯があり、東電はその塩分が中性子線を吸収すると見ていた。ホウ酸を冷却水に溶かすのは、冷却水を海水から淡水に替えて以降、塩分濃度が下がっていると見られるためだ。
一方、3号機の圧力容器は、上端部の温度が急上昇している。東電は「注水用配管から水が漏れている可能性がある」として、12日からは別の配管を追加し、二つの配管で毎時計12トンを注水した。14日からは注水量を毎時計15トンに増やしたが、上端部の温度は15日午前5時までの24時間で46・5度上昇し、297度になった。東電は、「注水がまだうまくいっていない」と見ている。
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