2011年5月20日金曜日

ストロンチウムなどの放射線核種のモニタリングの必要性

(5/21 一部ヌケを修正し、上書き)

どうもヨウ素とセシウムばかりが注目されていますが、どうやら現在ストロンチウムなど他の放射線核種の測定がきちんとされていない疑いがあります。

JAPAN MAIL MEDIA
「Ex 被曝者に放射性核種による内部被曝についてインフォームドコンセントを」
http://ryumurakami.jmm.co.jp/dynamic/report/report22_2385.html
より抜粋(青字化筆者) 

平常時モニタリングでは、ストロンチウムを含む様々な放射性核種が測定対象として取上げてあります。しかし、今回の原発事故のような緊急時モニタリング時 には、測定対象は放射性のヨウ素、セシウム、ウラン、プルトニウムだけに限定され、ストロンチウムを始めとする多くの放射性核種が当初の測定対象から除外されています。
また、福島原発から漏れた汚染水の処理を請け負っているアレバの水処理システムは基本的にセシウムを除去するためのもので、その他の核種についてどのような処理になるのかはわかってないという情報もあります。

詳しくは→ジャーナリスト木野龍逸のブログへ

環境にどんな放射線核種が出ているのかわからないというのは問題です。早急に詳細なモニタリングを行うこと、情報公開を行うことが求められます。問題にする人が増えれば、国も動かざるをえないと思うので、声を上げることが大事だと思います。

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