日本の原子力問題 FAQ(よくある質問)
を公表しています。
http://www.who.or.jp/index_files/FAQs_Japan_nuclear_21_March_JPN2_J.pdf
内容は
・事故当時原子炉付近にいた人々、および日本の他の地域にいた人々に対する日本での放射線関連健康問題の現在のリスクとは何か。
・電離放射線
・電離放射線への人間の被ばく
・人はどのようにして電離放射線に被ばくするのか。
・原子力発電所の事故があった場合、どのような種類の放射線被ばくが起こりうるか。
・健康影響
・公衆衛生措置
・個人の防護対策
・食品の安全性
・WHOの対応
この中で(傍線筆者)、私がとくに参考になったのは2点。
電離放射線への人間の被ばく
人は日常的に電離放射線に被ばくしているのか。
・ 人間は日常の中で自然放射線に被ばくしている。こうした放射線は、土壌、水、および空気中に見られる自然放射性物質のほか、宇宙(宇宙線)に由来するものである。
ラドンガスは自然発生ガスであるが、これが主な天然線源の放射線である。
・ また、人は人工線源による放射線にも被ばくすることがある。今日、最も一般的な電離放射線の人工線源は、X線機器などの特定の医療装置である。
・ 放射線量は、シーベルト(Sievert)(Sv)の単位で表すことができる。平均して、人は1年間におよそ3.0mSv被ばくしており、そのうち80%(2.4mSv)は天然放射線源によるもの(つまりバックグラウンド放射線)、19.6%(0.6mSV弱)は医療用放射線によるものであり、残りの0.4%(約0.01mSv)が他の人工放射線源によるものである。
そして、
放射能は、包装された食品を汚染することはない。例えば、缶詰やビニールで包装された食品は、その食品が密封されている限り防護されている。という点でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿