2011年6月18日土曜日

福島原発事故発生後2ヶ月間の日本全国の被ばく線量の暫定試算

2011年6 月15日付で(独)日本原子力研究開発機構が世界版SPEEDI(Worldwide version of SPEEDI)を用いて、日本全域での被ばく線量を暫定試算を発表しました。


東京電力福島第一原子力発電所事故発生後 2 ヶ月間の
日本全国の被ばく線量を暫定的に試算(PDF)


http://www.jaea.go.jp/jishin/kaisetsu03.pdf 

p.1の本試算を正確に理解するための重要事項を必ず読んでください。

また、
あくまでも計算シミュレーションであり、放出量情報も暫定的な数値に
準拠しているため、実際の線量を保証するものではありません。
本計算結果は、1 日24 時間野外に人がいることを仮定した計算であり、屋内にいる場合は線量が下がるため、実際の被ばく線量に対して過大評価になる。
とあるように、これは(ずっと外にいない)人間の被ばく量というよりは(ずっと外にある)土壌や作物や建物の汚染と見る方がよいのかもしれないと思いました。

p.3の図1のみ転載します。p.4(添付図2)に事故発生から2ヶ月間のI-131 の吸入による実効線量の試算結果があります。

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