2011年9月19日月曜日

東電の損害賠償手続き書類が煩雑すぎる問題

被災者が賠償請求を行う際、東電が提出を求めている書類がひどいと言われています。
請求書約60ページ、案内冊子約160ページ!! 


東電に損害賠償を請求する人に向けて、日弁連がアドバイスと説明会についてパンフレットを作成しています。ぜひご覧ください。

http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/special_theme/data/precautions.pdf


また、平野復興相も書類の煩雑さを問題視し、改善を約束しています。ぜひとも改善すべきです。

日本経済新聞より(青字化筆者)

賠償手続き簡略化、東電に要求へ 平野復興相

2011/9/19 20:06
 平野達男復興対策担当相は19日、新潟県長岡市を訪れ、福島県から避難している東日本大震災の被災者と懇談、東京電力に対し原発事故の損害賠償請求手続きを簡略化するよう求める考えを示した。福島県が要望している復興基金の創設については「2011年度第3次補正予算でぜひつくりたい」と 意欲を示した。
 平野氏は長岡市内の集会所2カ所を訪ね、福島第1原発に近い南相馬市などからの避難者計約40人と懇談。東電は12日から個々の被害者に賠 償請求に向けた書類の発送を始めた。しかし、文書の量が多く難解な言葉も目立つため、高齢者らから「読むだけで大変」との訴えがあり、平野氏は「意見を踏 まえ政府内で検討したい」と対応を約束した。
 平野氏は懇談後、東電が避難に伴う交通費などの領収書添付を求めていることについても「もっと簡便な方法でやるべきだ。改善を主張したい」と記者団に語った。

0 件のコメント: