2011年9月13日火曜日

東電の黒塗り資料問題

東電が国会の福島原発事故調査委員会に提出した事故時のマニュアルがこの黒塗りのものです。






これで事故の解明ができるはずもないでしょう。国にはぜひ毅然とした態度で黒塗りなしの原本の提出を実現させてほしいです。

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NHKオンラインより(青字化筆者)

衆院 原発事故時の手順書開示を

9月13日 6時55分  東京電力福島第一原子力発電所の事故調査を行っている衆議院の特別委員会が、東京電力に事故時のマ ニュアルを提出するよう求めたところ、内容のほとんどを黒く塗りつぶして提出されたことから、特別委員会は、経済産業大臣に対し、東京電力に原本のままの 提出を命じるよう求めました。
衆議院の科学技術・イノベーション推進特別委員会は、福島第一原発の事故の原因を調べるため、東京 電力に対し、9日までに事故時のマニュアル「事故時運転操作手順書」と深刻な事故で使う手順書を提出するよう求めました。これに対し、東京電力は、「事故 時運転操作手順書」は内容のほとんどを黒く塗りつぶして提出し、また深刻な事故で使う手順書だとして12日提示したのは表紙と目次の3枚だけで、目次の大部分を塗りつぶしていたうえ、資料はその場で回収しました。東京電力は「知的財産が含まれていて、また核物質をテロなどから守らなければならず、公表でき ない」と説明しています。これに対し特別委員会の川内博史委員長は、12日、経済産業大臣に対し東京電力に原本のままの提出を法律に基づいて命じるよう求 めました。この問題について経済産業省、原子力安全・保安院は「今後、どう対応するか検討したい」としています。

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