2011年9月14日水曜日

猛毒の放射性廃棄物ガラス固化体の問題

(9/15上書き)

9/15朝、イギリスより高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)返還輸送船が青森県六ヶ所村に到着しました。詳しくはこちら
 
日本は原子力発電で生じた廃棄物をイギリスやフランスに処理してもらっているのですが、処理によりガラス固化体となって、日本に返還されます。

環境と原子力の話HPによると、
今回のガラス固化体は輸送容器3基に入れられた76本。内訳は、関西電力28本、四国電力20本、九州電力28本ということです。ガラス固化体の輸送は今回で14回目だということです。

このガラス固化体、非常に放射能が強く、そばに立つと20秒弱で致死量の放射線を浴びるということです。そして、10万年以上、厳重に管理しなければその毒性は消えません。

ガラス固化体についての資源エネルギー庁の解説はこちらです。


ガラス固化体の危険性について、原子力資料情報室の解説Ustream動画があるのでぜひご覧ください。

2011/9/13 CNIC Ust 澤井正子による高レベル放射性廃棄物 ガラス固化体返還について

http://www.ustream.tv/recorded/17246250

(冒頭13分まではフランスで爆発を起こしたマクマール各施設についての解説があり、約13分後よりガラス固化体の解説があります)

放射能があまりに強いため、ガラス固化体の管理が非常に困難であり、輸送、管理の安全性のテストに不備があることがわかります。

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日本にはガラス固化体のような高レベル放射性廃棄物を最終的に保管する場所がまだありません。

毎日新聞が最終処分場にまつわる自治体の苦悩を記事にしていました。

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