2011年8月27日土曜日

北電でも「やらせ」発覚

(8/30記事追加)

北海道新聞より(青字化筆者)

北電「やらせ」認める 泊3号機のシンポジウム

(08/26 22:25)
北電は26日、記者会見し、泊原発3号機(泊村)のプルサーマル計画をめぐるシンポジウムでの「やらせ」疑惑について、社員に参加と推進意見の表明を求める文書をメールで送ったと認めた。
問題となったのは、2008年10月12日のシンポで、道と泊村など地元4町村の共催で岩内町で開かれた。約380人が参加した。北電によると、メールは同3日付で、現地事務所渉外課が各課に送った。
北電は、メールを発送した経緯や出席した社員数、意見表明の有無などについて今後、詳細に調査するとしている。
泊村の牧野浩臣村長は、取材に対し「大変遺憾。北電が安全対策をしっかり行えば、やらせなどする必要がない」と指摘した。

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読売オンラインより(青字化筆者)

北海道電、プルサーマル先送り…やらせ問題で

北海道電力が泊原子力発電所(北海道泊村)3号機のプルサーマル計画を巡る2008年の公開シンポジウムで社員に計画推進の意見を出すようメールを 送っていた問題に関連し、北電は29日、同計画で使うウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の製造を一時凍結すると発表した。
 北電は同日、「やらせメール問題」を解明するため、外部有識者による「第三者委員会」を9月中に発足させることも発表。同委員会が調査結果を出すまではMOX燃料の製造を先送りする方針を示した。
12年春の定期検査時に予定していたMOX燃料の原子炉への挿入とプルサーマル発電への移行についても、高橋賢友常務は「今後の工程を考えると、厳しい状況」との認識を示した。北電のプルサーマル発電の開始は早くても13年以降にずれ込む見通しとなった。
(2011年8月30日11時04分  読売新聞)

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