「独立行政法人・原子力安全基盤機構が事故前に、原子力防災専門官向け資料として作成していた、炉心溶融のシミュレーション画像」ということです。
京大の小出さん、元東芝技術者の後藤さんなどが事故直後から言及していた炉心溶融の可能性はこの映像の作成者も共有していたということ、それだけはわかります。
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テレ朝が以下の報道を行いました(青字化筆者)
【原発】メルトダウン想定ビデオ 職員目に触れず(08/09 11:51)
原子炉の「メルトダウン」と「メルトスルー」を映像化したビデオを保安院をサポートする独立行政法人が2年以上前に作りました。しかし、現場の職員の目に触れないまま、福島第一原発の事故が起きました。
原子炉が冷却に失敗した場合、30分後には炉心が溶けます。1時間後には、燃料は圧力容器の底に到達。3時間後には圧力容器をも貫通して落下し、下のコンクリートを溶かして下に侵食していきます。一方、発生した放射性物質を含むガスは外部に放出されていきます。
社会技術システム安全研究所・田辺文也所長:「圧力容器壁の穴が開いたことも含めて、基本的に(福島第一は)これと違わない」
ビデオは国の防災担当者の教育用に作成され、実際に電力会社の職員が目にすることはなかったということです。
制作:原子力安全基盤機構
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