2011年10月8日土曜日

東日本放射能汚染関連データ

(8/4、11、9/28、30 データ追加 8/12 情報追加)

文科省などがいろいろデータを出しているようです。しかし、それが毎回大手メディアに取り上げられているかというと、そうでもないようなので、いくつか重要と思われるデータを掲載します。


1.3/15-8/2の福島県内各地の放射線量をグラフ化し、まとめている人がいます。



8/2までの福島市の積算線量7.2mSv 飯館村の積算線量は15.4mSvだということです。 非常に心配な数値です。とくに子どもと妊婦。前に記事にしましたが、妊婦は10mSvが限度ということです。詳しくは前の記事を参照ください→福島市・飯館村の積算線量・避難の基準


2.3月に山形、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川にはかなりのヨウ素、セシウムが降ったことを示すデータです。そして、4月は微量ながら全国に飛散しています。(福島のデータは出ていません)

文科省「環境放射能水準調査結果(月間降下物)」2011年年3月と4月のフォールアウト(MBq/km2/mo)7月29日発表資料

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/07/29/1306949_072914.pdf 

5月分も出ました。全体的に4月より少なくなっていますが、「テルル129/129mとかニオブ95とか銀110mとか、短寿命核種けっこう出てる」ということです。(8/12/11)
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_by_prefecture_fallout/2011/05/1060_0810.pdf



3.セシウム、ヨウ素以外の核種も測定できる群馬県高崎市の観測所のデータです。

高崎に設置されたCTBT放射性核種探知観測所における放射性核種探知状況
(7月26日時点)
http://www.cpdnp.jp/pdf/110729Takasaki_report_Jul26.pdf



4. 文部科学省による航空機モニタリング結果です。今のところ、福島県、宮城県、栃木県の測定結果が出ているようです。茨城県は現在、測定マップ作成中のようです。東北、関東、長野、静岡など東日本全域での一刻も早い測定が待たれます。

(9/28 茨城、栃木、群馬県分を追加、9/30 埼玉、千葉分を追加、10/8東京・神奈川分を追加、地図変更、10/10 リンク追加、10/12 新潟・秋田分を追加)





こちらのサイトに出ている放射能ルート(仮説)を見ると、なぜ汚染がこのようにまばらなのか理解する助けになります。 (【地図】早川教授の福島第一原発から漏れた放射能汚染ルートとタイミング地図と文科省航空機モニタリング地図)


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